浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

2016-01-05から1日間の記事一覧

常楽(3)/小説「新・人間革命」

【常楽3】 ガルブレイス博士の身長は二メートルを超える。案内する山本伸一の頭は、博士の肩まで届かなかった。会談の会場に到着すると、あらためてあいさつを交わした。 伸一は博士を見上げ、その頭に手を伸ばしながら、ユーモアを込めて語った。 「既にご…

初景色/今日の俳句 ≪第2006号≫

≪2016年(平成28年)1月5日(火)≫師走(旧暦11/26) 初景色富士を大きく母の郷里(さと) 文挟夫佐恵 初山河視線を遠く遠く据ゑる 伊丹三樹彦 東京がじつとしてゐる初景色 黛まどか 大き鳥きて止りけり初景色 永田耕一郎 灯台の一徹の白初景色 片山由美子 ※ 初景…