浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

2016-01-07から1日間の記事一覧

常楽(5)/小説「新・人間革命」

【常楽5】 人生についての語らいのなかで、山本伸一はガルブレイス博士に、「これまでの人生で最も悲しかったことはなんでしたか」と尋ねた。 「最愛の息子を亡くしたことでした。親の私の目から見ても、知性もあり、賢い子どもでした。それが若くして白血…

ごまめ(新年)/今日の俳句 ≪第2008号≫

≪2016年(平成28年)1月7日(木)≫師走(旧暦11/28) 世の中に馴れぬごまめの形かな 正岡子規 田づくりや碌々として弟子一人 安住敦 竹林の日がどんよりとごまめ噛む 大中祥生 独酌のごまめばかりを拾ひをり 石川桂郎 どれもこれも目出度く曲るごまめかな 角川照…