浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

2016-02-02から1日間の記事一覧

常楽(27)/小説「新・人間革命」

【常楽27】 山本伸一は、本部幹部会で語った。 「この『母の曲』は、作曲も頼んであります。今日中には、出来上がると思います。楽しみにしていてください」 発表された「母の曲」の歌詞を聴いた婦人たちの反響は大きかった。ある年配の婦人は、頰を紅潮させ…

春/今日の俳句 ≪第2034号≫

≪2016年(平成28年)2月2日(火)≫(旧暦12/24)《鶏始乳 鶏が卵を産み始める》 小町寺とうとうたらり春の舞 井本農一 客間とは誰もゐぬ部屋春の昼 片山由美子 春いまだ渇きてさむる喉仏 石橋秀野 挙手をしたまま春の秩父に眠る子よ 夏石番矢 老いの春死ぬ気はな…