浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

2016-04-23から1日間の記事一覧

通草の花/今日の俳句 ≪第2115号≫

≪2016年(平成28年)4月23日(土)≫(旧暦3/17) わびしさの通草はひとり咲いてゐる 臼田亜浪 すぐ開かぬもののしづけさ花通草 加藤知世子 花通草山のこだまはすぐ還る 田淵十風子 古郷は通草ゑむらしきくの花 鈴木道彦 花あけび雄花雌花とこくうすく 山口青邨 ※ …

力走 二十六〈小説「新・人間革命」〉

【力走 二十六】 法悟空 内田健一郎 画 (5783) 集ったメンバーは、頷きながら、真剣な面持ちで山本伸一の話に耳を傾けていた。 さらに言葉をついだ。 「人間というのは、なかなか自分を見つめようとはしないものです。 皆が団結できず、地域の広宣流布…