浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

2016-04-26から1日間の記事一覧

朧月/今日の俳句 ≪第2118号≫

≪2016年(平成28年)4月26日(火)≫(旧暦3/20) 大原や蝶の出て舞う朧月 内藤丈草 浄瑠璃の阿波の鳴門の朧月 富安風生 おぼろ夜や愛憎わかつひとのうへ 山本蓬郎 朧夜の四十というはさびしかり 黒田杏子 朧夜のポストに手首まで入るる 村上喜代子 ※ 朧の語源は《…

力走 二十八〈小説「新・人間革命」〉

【力走 二十八】 法悟空 内田健一郎 画 (5785) いかなる団体、組織も、発展のいかんは、中軸となる幹部によって決まってしまう。 学会は、翌一九七九年(昭和五十四年)に「第七の鐘」が鳴り終わり、二十一世紀への新たな飛翔を開始する、重要な時を迎…