浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

2016-05-07から1日間の記事一覧

河鹿/今日の俳句 ≪第2129号≫

≪2016年(平成28年)5月7日(土)≫(旧暦4/1) 鳴きやんでまなこ寂しき河鹿かな 日野草城 昼ながら過ぎに月ある河鹿かな 芝不器男 浸し居る蹠河鹿の鳴きにけり 富田うしほ 遅き月蕗にさしゐる河鹿かな 加藤楸邨 河鹿鳴く夕宇治橋に水匂ふ 皆吉爽雨 ※ 河鹿→河鹿蛙…

力走 三十七〈小説「新・人間革命」〉

【力走 三十七】 法悟空 内田健一郎 画 (5794) 高知支部結成二十二周年記念幹部会は、午後一時半過ぎから始まった。 山本伸一は、高知県創価学会の興隆と同志の幸福を祈念して厳粛に勤行したあと、皆で万歳を三唱しようと提案した。宗門の僧らによる卑…