浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

2016-06-22から1日間の記事一覧

短夜/今日の俳句 ≪第2175号≫

≪2016年(平成28年)6月22日(水)≫(旧暦5/18) 短夜の麓に余吾の海白し 内藤鳴雪 明易き露台の花卉に人さめず 西島麦南 短夜の水満つ甕に一滴づつ 野見山朱鳥 短夜の水際に失せし男かな 中村苑子 短夜の入らねむれる汽車に乗る 篠原 梵 ※ 短夜・明易し・明早し…

清新/七〈小説「新・人間革命」〉

清新/七 法悟空 内田健一郎 画 (5832) 山本伸一は、水沢文化会館の大広間で、白蓮グループ、創価班、学生部の代表、運営役員などと次々に記念のカメラに納まった。 この日は、美しい夕焼けとなった。 燃えるような夕映えのなか、新年を記念する岩手県…