浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

2016-08-02から1日間の記事一覧

寝冷え/今日の俳句 ≪第2216号≫

≪2016年(平成28年)8月2日(火)≫(旧暦6/30) 寝冷えして箒のごとく立ちゐたり 平井照敏 寝冷子のまはりが昏しやはらかし 長谷川双魚 百合の香を枕上にて寝冷えけり 林原耒井 空が遠くてこどものやうに寝冷えせり 栗林千津 鼻暗く寝落ちてゐたり寝冷子は 岸田…

〈小説「新・人間革命」〉

清新/四十一 法悟空 内田健一郎 画 (5866) 山本伸一は、青森県新春記念指導会で、こう話を締めくくった。 「今はまだ、青森の冬は厳しい。しかし、凍てる雪の下で、既に若芽は萌え出る準備をしているんです。御金言のごとく、冬は必ず春となります。…