浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

2016-08-23から1日間の記事一覧

落鮎/今日の俳句 ≪第2237号≫

≪2016年(平成28年)8月23日(火)≫(旧暦7/21) 鮎落ちて水もめぐらぬ巌かな 芝不器男 浅間鳴りしきのふや鮎の落ちつくす 吉田冬葉 秋鮎をつらぬく串を炉火の上に 石原舟月 落鮎の串抜きてなほ火の匂ひ 黒田杏子 さび鮎のめつむるごとく焼かれけり 藤木倶子 ※ 落…

〈小説「新・人間革命」〉

清新/五十九 法悟空 内田健一郎 画 (5884) 九州記念幹部会は、午後一時過ぎに始まった。会場の大広間には、「先生、インドの旅お元気で行ってらっしゃい」と書かれた横幕が掲げられていた。集った同志は、山本伸一が意義あるインド訪問へ、九州の地か…