浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

2016-08-27から1日間の記事一覧

秋の蚊/今日の俳句 ≪第2241号≫

≪2016年(平成28年)8月27日(土)≫(旧暦7/25) 一夜二夜秋の蚊居らずなりにけり 正岡子規 やせずねに秋の蚊をうつ響あり 坂本四方太 畳より秋の蚊たちし豪雨かな 山口いさを 残る蚊をかぞへる壁や雨のしみ 永井荷風 あぶれ蚊や去り難くゐて翁塚 見市六冬 ※ 秋の…

〈小説「新・人間革命」〉

清新/六十三 法悟空 内田健一郎 画 (5888) 九州記念幹部会で山本伸一は、成増敬子の抱負を聞きながら思った。 “熊本も、また大分も、宗門の問題では本当に苦しめられている地域だ。しかし、それをはね返し、ますます広布の炎を燃え上がらせている。す…