浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

2016-11-07から1日間の記事一覧

松茸/今日の俳句 ≪第2313号≫

≪2016年(平成28年)11月7日(月)≫(旧暦10/8) 松茸や木曽に木曽馬木挽唄 鈴木石夫 落穂拾ふいつしかひとりだけの道 加倉井秋を 土間にまで松茸飯の匂ひかな 滝沢伊代次 紙のごとき松茸碗に旅なかば 中山純子 一つ買ふ持仏がほどの松茸を きくちつねこ ※ 松茸 赤…

小説「新・人間革命」

源流 五十六 法悟空 内田健一郎 画 (5947) 山本伸一は、ガンジスのほとりに立って空を仰いだ。既に夜の帳につつまれ、月天子は皓々と輝きを増していた。 一陣の風が、川面に吹き渡った。 伸一の眼に、東洋広布を願い続けた恩師・戸田城聖の顔が浮かび…