浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

2017-03-13から1日間の記事一覧

≪2017年(平成29年)3月13日(月)≫(旧暦2/16) あはれ野火の草あるかぎり狂ひけり 鈴木真砂女 がうがうと七星倒る野火の上 橋本多佳子 夕野火濃くなった 男起ち 女坐る 伊丹三樹彦 強くやさしき野火爪色に家灯る 飯田龍太 野焼きしてはるかなることばかりなる 細…

小説「新・人間革命」

大山 五十九 法悟空 内田健一郎 画 (6019) 一九五一年(昭和二十六年)の一月六日、万策尽きた戸田城聖が書類整理をしながら語った言葉は、山本伸一には“大楠公”に歌われた楠木正成の心情と重なるのであった。 〽正成涙を打ち払い 我子正行呼び寄せて …