浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

2017-04-14から1日間の記事一覧

蜆(しじみ)/今日の俳句 ≪第2471号≫

≪2017年(平成29年)4月14日(金)≫(旧暦3/18) 工場の塀ぎは濡らし蜆売り 沢木欣一 蜆汁もっとも淋しき硯あり オオヒロノリコ 子館に迫る河口の蜆かな 倉本マキ 世のつねの浮き沈みとや蜆汁 鈴木真砂女 蜆取雨又風に又雨に 長谷川零余子 ※ 蜆貝・真蜆・紫蜆・蜆…

小説「新・人間革命」雌伏

雌伏 十八 法悟空 内田健一郎 画 (6046) 蔵林家では、主の龍臣と妻の芳乃の孫たち十人が、琴やハーモニカ、横笛の演奏、合唱などで、山本伸一たちを歓迎した。 子どもから孫へと信心が受け継がれ、すくすくと育っている未来っ子の姿が微笑ましかった。…