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浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

如月/今日の俳句 ≪第2424号≫

≪2017年(平成29年)2月26日(日)≫(旧暦2/1) きさらぎの水のひゞきを夜も昼も 桂信子 如月や大水甕の底の空 中村苑子 きさらぎが眉のあたりに来る如し 細見綾子 きさらぎの銀河あえかに髪濡るゝ 石橋秀野 言葉なし何もなし如月の空雲もなし 荻原井泉水 ※ 如月 …

春の霜/今日の俳句 ≪第2423号≫

≪2017年(平成29年)2月25日(土)≫(旧暦1/29) 春の霜人間ドツクは異常無し 児玉有希 春の霜身を引きしめて明日を待つ 柴田靖子 畦道を抉るわだちや春の霜 小山香月 春の霜白し朝刊に龍太の死 大畑善昭 春の霜踏むだけ踏んで泣き止みぬ 米澤光子 ※ 春の霜・春霜 …

小説「新・人間革命」

大山 四十六 法悟空 内田健一郎 画 (6006) 十条潔は、緊張した面持ちで新会長としての抱負を語った。 「山本第三代会長の後を受けまして、新しい制度による出発となりました。これまでに山本会長は、学会の運営は皆で行っていけるように、十分に指導し…

木瓜の花/今日の俳句 ≪第2422号≫

≪2017年(平成29年)2月24日(金)≫(旧暦1/28) 木瓜咲いて御機嫌ななめの雨が降る わたなべじゅんこ 木瓜の花ゆつたり坐る茶の師匠 芝宮須磨子 木瓜の花戦火に追はれし日の記憶 鎌倉喜久恵 草木瓜の緋色際立つ野川べり 壇原さち子 無防備に吾は老いたり木瓜の花 …

小説「新・人間革命」

大山 四十五 法悟空 内田健一郎 画 (6005) 県長会等のあとも、山本伸一は新宿文化会館にとどまり、彼の辞任にいちばん衝撃を受けている婦人部の代表と懇談して励ました。また、来客の予定があり、その応対にも時間を費やした。 夜には、創価学会として…

山茱萸の花/今日の俳句 ≪第2421号≫

≪2017年(平成29年)2月23日(木)≫(旧暦1/27) 山茱萸といふ字を教ふたなごころ 西村和子 山茱萸にきれいな日向ありにけり 大木あまり 山茱萸の花ちちよりのメッセージ 栗林千津 山茱萸の花やしみじみと加齢 金子皆子 山茱萸や近衛家遺品寂びにけり 那須乙郎 ※ …

小説「新・人間革命」

大山 四十四 法悟空 内田健一郎 画 (6004) 二十四日の総務会で制定された「創価学会会則」は、学会が宗教団体として、どのように宗教活動をしていくのか、また、どのように会員を教化育成していくのか、さらに、そのために組織をどのように運営してい…

榛の花/今日の俳句 ≪第2420号≫

≪2017年(平成29年)2月22日(水)≫(旧暦1/26) 空ふかく夜風わたりて榛の花 飯田龍太 屈葬の地や錆こぼす榛の花 井桁白陶 榛の花どどと嶺渡る夜の雷 角川源義 幹のぼる水かげろふや榛の花 山田みづえ 奥の温泉へ米負ひのぼる榛の花 岡本まち子 ※ 榛の花・赤楊の…

小説「新・人間革命」

大山 四十三 法悟空 内田健一郎 画 (6003) 会場の中央にいた男性が立ち上がった。まだ三十代の東北方面の県長である。彼は、県長会の参加者に怒りをぶつけるかのように、声を張り上げて訴えた。 「皆さんは、先生が辞任されるということを前提に話をし…

木蘭/今日の俳句 ≪第2419号≫

≪2017年(平成29年)2月21日(火)≫(旧暦1/25) たかだかと雨意の木蓮崩れけり 日野草城 のぞみならいくらもくれん露の玉 夏目成美 木蓮の蕾硝子に押しつけられ 細見綾子 木蓮や白光うるむ日の在り処 鷲谷七菜子 紫木蓮アンリ・ルソーの馬車とする 西岡正保 ※ 木…

小説「新・人間革命」

大山 四十二 法悟空 内田健一郎 画 (6002) 山本伸一は、力強い口調で語り始めた。 「これからは、新会長を中心に、みんなの力で、新しい学会を創っていくんだ。私は、じっと見守っています。悲しむことなんか、何もないよ。壮大な船出なんだから」 会…

三椏の花/今日の俳句 ≪第2418号≫

≪2017年(平成29年)2月20日(月)≫(旧暦1/24) 山中の寺のあちこち花三椏 松崎鉄之介 歩の先に三椏の花うすみどり 伊藤早苗 三椏のいろにはじまる雑木山 西本一都 三椏咲く病む者に多いまも長し 金子兜太 にこにこと保険勧誘花三椏 桑原泰子 ※ 三椏の花・黄瑞香 …

小説「新・人間革命」

大山 四十一 法悟空 内田健一郎 画 (6001) 県長会のメンバーは、十条潔の説明で、山本伸一が会長辞任を決意した理由はわかったが、心の整理がつかなかった。 十条は話を続けた。 「先生は、この際、創価学会の会長だけでなく、法華講総講頭の辞任も宗…

辛夷/今日の俳句 ≪第2417号≫

≪2017年(平成29年)2月19日(日)≫(旧暦1/23) いづこへか辛夷の谷の朝鳥よ 佐藤鬼房 白炎の辛夷は乱れ真つ昼間 三神あすか ひよどりの巣喰つてゐたり辛夷咲く 細見綾子 乳房のごと辛夷盛りあぐ画家羨し 楠本憲吉 「故郷の四季」歌ふ朝辛夷咲く 鈴木石花 ※ 辛夷→…

沈丁花/今日の俳句 ≪第2416号≫

≪2017年(平成29年)2月18日(土)≫(旧暦1/22) 逍遥サリーの裾から夕風 沈丁花 伊丹三樹彦 部屋部屋のうすくらがりや沈丁花 桂 信子 せせらぎの耳に立つ夜や沈丁花 日野草城 リユツク買ひ沈丁花牛乳瓶に挿す 細見綾子 沈丁花夢につゞきのなかりけり 鈴木真砂女 ※…

小説「新・人間革命」

大山 四十 法悟空 内田健一郎 画 (6000) 山本伸一の会長辞任は、あまりにも突然の発表であり、県長会参加者は戸惑いを隠せなかった。皆、“山本先生は宗門の学会攻撃を収めるために、一切の責任を背負って辞任された”と思った。だから、十条潔から“勇退…

黄梅/今日の俳句 ≪第2415号≫

≪2017年(平成29年)2月17日(金)≫(旧暦1/21) 黄梅に佇ちては恃む明日の日を 三橋鷹女 主客持ちて黄梅盛りかな 星野紗一 黄梅や子供みくじを婆がひく 板谷芳浄 黄梅を買ふに買ひ来し鍬が邪魔 辻 桃子 かく晴れてゐてかく寒し迎春 河原白朝 ※ 黄梅・迎春花 モク…

小説「新・人間革命」

大山 三十九 法悟空 内田健一郎 画 (5999) 未来を展望する時、社会も、学会も、ますます多様化していくにちがいない。したがって、山本伸一は、これまで以上に、さまざまな意見を汲み上げ、合議による集団指導体制によって学会を牽引していくべきであ…

盆梅/今日の俳句 ≪第2414号≫

≪2017年(平成29年)2月16日(木)≫(旧暦1/20) 盆梅の影もろともに買はれけり 金森ちか子 盆梅を褒められて酒すすめけり 神山裕郎 盆梅に実のつきてゐて小町の忌 厚見青芽 洛中図掛けあり盆梅展示中 小林あつ子 盆梅の丈に目を置き目を余す 宇都宮滴水 ※ 盆梅 三…

小説「新・人間革命」

大山 三十八 法悟空 内田健一郎 画 (5998) 四月二十四日午前十時、東京・新宿文化会館で県長会が開催された。同会館は、信濃町の学会本部、聖教新聞社からも、徒歩十分ほどのところにある。統一地方選挙の支援活動を大勝利で終え、全国から集ってきた…

紅梅/今日の俳句 ≪第2413号≫

≪2017年(平成29年)2月15日(水)≫(旧暦1/19) 伊豆の海や紅梅の上に波ながれ 水原秋桜子 紅梅やぬかるみわたる身が泛きて 松村蒼石 紅梅の天の窓より呼び声す 北原武巳 紅梅に姫孫ふたりのはしゃぎごゑ 駒井でる太 白板をツモると紅梅がひらく 金原まさ子 ※ 紅…

小説「新・人間革命」

大山 三十七 法悟空 内田健一郎 画 (5997) 偉業は、継続のなかにある。真の大業は、何代もの後継の人があってこそ、成就するものだ。 山本伸一は、さらに所感で述べていった。 「ここで大事なことは、広宣流布は、不断の永続革命であるがゆえに、後に…

梅/今日の俳句 ≪第2412号≫

≪2017年(平成29年)2月14日(火)≫(旧暦1/18) 梅の枝切り過ぎしこと医者のいふ 櫻井博道 上海の茶をのむ居間や夜の梅 皆吉 司 万の梅ひらくよ卑弥呼眠る野に 木田千女 梅の下箸の使へぬ児等が居て 保坂加津夫 人体に水を加えて梅を見る 藤田守啓 ※ 梅・好文木・…

小説「新・人間革命」

大山 三十六 法悟空 内田健一郎 画 (5996) 山本伸一は、人類の危機が現実化しつつあるなかで、地涌の菩薩の連帯は世界九十数カ国に広がり、日蓮仏法が唯一の希望となっていることに言及し、未来への展望に触れた。 「いまだ世界にわたる平和と文化の実…

子持鯊/今日の俳句 ≪第2411号≫

≪2017年(平成29年)2月13日(月)≫(旧暦1/17)※新聞休刊日 子持鯊釣れをる河口昼の月 鈴木雹吉 子持鯊ちょろりと出づる蘆の潮 根岸草太郎 風少し出て来し海の子持はぜ 川村羊羽 風昏む江戸前の海子持鯊 金子波龍 子持鯊夕ぐれの岸影ひとつ 長田喜代子 ※ 子持鯊 …

柳鮠(やなぎはえ)/今日の俳句 ≪第2410号≫

≪2017年(平成29年)2月12日(日)≫(旧暦1/16) 山こえてきてわたる瀬や柳鮠 飯田蛇笏 石橋のあたりに群れて柳鮠 所 山花 鮠透けり富士湧水を雲流れ 山本陽子 もやひすて沈める舟や柳鮠 寒川鼠骨 山下りて逃げゆく水や柳鮠 清水基吉 ※ 柳鮠・桜鮠 春先、芽吹いた…

公魚/今日の俳句 ≪第2409号≫

≪2017年(平成29年)2月11日(土)≫(旧暦1/15)※建国記念の日 世界で「建国記念日」を法律で定めて祝日とする国は多いが、何をもって建国記念日とするかは、国によって異なる。 日本では、実際の建国日が明確ではないため、建国神話(日本神話)を基に、建国を祝…

小説「新・人間革命」

大山 三十五 法悟空 内田健一郎 画 (5995) 山本伸一は、四月二十四日付の「聖教新聞」一面に所感「『七つの鐘』終了に当たって」と題する一文を発表した。 これは、学会の首脳幹部と検討して、決まったことであった。 彼は、学会が目標としてきた「七…

白魚/今日の俳句 ≪第2408号≫

≪2017年(平成29年)2月10日(金)≫(旧暦1/14) 白魚のゆれて別れの形して 中原忽胡 白魚が罪をつぐなう釜の中 尾上有紀子 己が身のいろに跳ねけり白魚は 浜口高子 昼深く生ける白魚をすすり食ふ 五所平之助 白魚やお椀を見れば死後の景 入江一月 ※ 白魚・しらを…

小説「新・人間革命」

大山 三十四 法悟空 内田健一郎 画 (5994) 法悟空 内田健一郎 画 (5994) 四月二十二日、山本伸一は総本山に足を運んだ。日達法主と面会するためである。 うららかな午後であった。澄んだ空に、富士が堂々とそびえていた。雪を被った頂の近くに雲…

斑雪(はだれゆき)/今日の俳句 ≪第2407号≫

≪2017年(平成29年)2月9日(木)≫(旧暦1/13) 水の背のひたゆき斑雪昏れてをり 高島茂 由起夫なら肉崩れちふはだれ雪 駒寄あつし 鶏の餌にまだらゆき混ぜ卵獲る 佐川広治 佳き人の道ひろいくるはだら雪 鎌倉喜久恵 一枚漢詩に見ゆるはだれ雪 飯島風花 ※ 斑雪(は…

小説「新・人間革命」

大山 三十三 法悟空 内田健一郎 画 (5993) 山本伸一は、今こそ、平和の礎となる、仏法から発する生命の尊厳と平等の哲理を世界に伝え、広め、二十一世紀の時代精神としなければならないと決意していた。 彼は、「聖教新聞」の創刊二十八周年にあたる四…

春の雪/今日の俳句 ≪第2406号≫

≪2017年(平成29年)2月8日(水)≫(旧暦1/12) 花すもも別の名前は春の雪 津田このみ 落柿舎の蓑やふはりと春の雪 長谷川通子 ためし履く靴のいろいろ春の雪 大倉郁子 開眼の祝ぎ降らしてふ春の雪 能村研三 山ながら依怙地に残す春の雪 丸山佳子 ※ 春の雪・春雪・…

小説「新・人間革命」

大山 三十二 法悟空 内田健一郎 画 (5992) 山本伸一とキッシンジャーは、庭を散策したあと、応接室で語り合った。 キッシンジャーは、自身の回想録が、間もなく発刊の予定であることを伝えた。 「ここに書かれた内容は外交政策についてであり、私の行…

冴返る/今日の俳句 ≪第2405号≫

≪2017年(平成29年)2月7日(火)≫(旧暦1/11) 虚子さんは艶福俳人冴え返る 坪内稔典 花屑の痛みはげしく冴え返る 小田さやか 冴返る母なきあとの厨かな 孝子・フォン・ツェルセン 壁を貼る手さばき密に冴返る 相沢有理子 冴返るひときわ白いねこの耳 わたなべじ…

小説「新・人間革命」

大山 三十一 法悟空 内田健一郎 画 (5991) 創価学会は、日蓮大聖人の御遺命である広宣流布を成就するために出現した、地涌の菩薩の集いである。ゆえに、初代会長の牧口常三郎も、第二代会長の戸田城聖も、万人の幸福の実現に思いを馳せ、死身弘法の決…

小説「新・人間革命」

大山 三十 法悟空 内田健一郎 画 (5990) 神奈川文化会館の開館記念勤行会は、十四日、昼夜二回にわたって、同志の喜びのなか盛大に行われた。山本伸一は、いずれの勤行会にも出席し、これまでの皆の労苦に最大の感謝の意を込め、全力で励ましを送った…

春浅し/今日の俳句 ≪第2404号≫

≪2017年(平成29年)2月6日(月)≫(旧暦1/10) 看板に訃報を知つて春浅し わたなべじゅんこ 春浅し梢の尖らざるはなく 塚本五十鈴 春浅き鍋のうちそと磨きけり 中原幸子 肉を食いやがて排泄春浅く 和田悟朗 浅春の靄立ちのぼる国栖の山 谷野由紀子 ※ 春浅し・浅春…

早春/今日の俳句 ≪第2403号≫

≪2017年(平成29年)2月5日(日)≫(旧暦1/9) 立春の耳から目覚めていることよ 津田このみ 早春の山笹にある日の粗らさ 細見綾子 早春の湾パスカルの青き眸よ 多田裕計 橋早春何を提げても未婚の手 長谷川双魚 早春の風樹にひかり充ち充つごと 赤城さかえ ※ 早春…

立春/今日の俳句 ≪第2402号≫

≪2017年(平成29年)2月4日(土)≫(旧暦1/8) 立春のこんにゃくいつか煮えてをり 桂 信子 輪転機回る立春の夜の星座 仁村美津夫 女身仏に春剥落のつづきをり 細見綾子 万燈のまたゝき合ひて春立てり 沢木欣一 森抜けてくる立春の鳥の声 中新井みつ子 ※ 立春・春立…

小説「新・人間革命」

大山 二十九 法悟空 内田健一郎 画 (5989) 迎賓館で鄧穎超と会見した翌日の四月十三日午後、山本伸一は、東京・新宿区内で、松下電器産業(後のパナソニック)の創業者である松下幸之助と懇談した。 深い交友を重ねてきた松下翁にも、会長を辞任する意…

寒明/今日の俳句 ≪第2401号≫

≪2017年(平成29年)2月3日(金)≫(旧暦1/7) 病妻に兎も角寒の明けにけり 橋本花風 寒明や雨が濡らせる小松原 安住 敦 われら一夜大いに飲めば寒明けぬ 石田波郷 寒明けの波止場に磨く旅の靴 沢木欣一 きささげの莢は空つぽ寒明くる 布施れい子 ※ 寒明 小寒の入…

小説「新・人間革命」

大山 二十八 法悟空 内田健一郎 画 (5988) 山本伸一は当初、一九八九年(平成元年)九月に中国を訪問し、建国四十周年の関連行事に出席する予定であった。しかし、諸情勢から延期を余儀なくされた。彼は代理を立て、鄧穎超あてに、明春には必ず訪問す…

冬草/今日の俳句 ≪第2400号≫

≪2017年(平成29年)2月2日(木)≫(旧暦1/6) 夕影の濃くなる雨や冬の草 中山玉子 冬草は絹の手ざはり久女の墓 加藤知世子 日のあたる冬草父も兄も亡く 大川真智子 冬草に黒きステッキ挿し憩ふ 西東三鬼 冬草に日のよく当たる売地かな 渋沢渋亭 ※ 冬草・冬の草 枯…

小説「新・人間革命」

大山 二十七 法悟空 内田健一郎 画 (5987) 鄧穎超は、念を押すように言った。 「一歩も引いてはいけません!」 彼女の顔に笑みが戻った。 「前も敵、後ろも敵」という断崖絶壁のなかで、何十年もの間、戦い続けてきた人の言は重たかった。進退は自分が…

二月/今日の俳句 ≪第2399号≫

≪2017年(平成29年)2月1日(水)≫(旧暦1/5)※ 小蕾忌 福島小蕾(ふくしま しょうらい) 1891年(明治24年)~1969年(昭和44年) 明治24年7月15日、島根県安来市生まれ。昭和44年2月1日没。本名、亮。別号、梨東、梨東書屋主人。広島高等師範(現・広島大学)中退。島根…

小説「新・人間革命」

大山 二十六 法悟空 内田健一郎 画 (5986) 山本伸一は、一冊のアルバムを用意していた。そこには、故・周恩来総理の日本への思いに応えたいと創価大学に植えた「周桜」、全青連の青年たちと記念植樹した周恩来桜と鄧穎超桜の「周夫婦桜」、創価大学に…

冬の虫/今日の俳句 ≪第2398号≫

≪2017年(平成29年)1月31日(火)≫(旧暦1/4) 虫絶えて冬高貴なる陽の弱り 飯田蛇笏 火と水のいろ濃くなりて冬の虫 長谷川双魚 冬の虫ところさだめて鳴きにけり 松村蒼石 冬ちちろ磨る墨のまだ濃くならぬ 河合照子 鳴く力たまれば鳴きぬ冬の虫 竹内武城 ※ 冬の虫…

小説「新・人間革命」

大山 二十五 法悟空 内田健一郎 画 (5985) 山本伸一が中国の留学生と友誼の糸を紡いだ前日の四月八日、故・周恩来総理の夫人で、中国の全国人民代表大会(略称・全人代)常務委員会副委員長である鄧穎超が来日した。彼女は衆参両院議長の招待で、全人…

冬萌/今日の俳句 ≪第2397号≫

≪2017年(平成29年)1月30日(月)≫(旧暦1/3) 冬萌に日を追ひさがす米一升 加藤知世子 冬萌に群れて白鶏汚れをり 根岸善雄 冬萌や小鳥の嘴に空気穴 宮坂静生 冬萌や色深くして能登瓦 岸田稚魚 山の木の中のこぶしの冬芽かな 星野麥丘人 ※ 冬萌・冬木の芽・冬芽 …