浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

鰤(ぶり)/今日の俳句 ≪第1958号≫

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≪2015年(平成27年)11月18日(水)霜月≫(旧暦10/7)

 

 

 裸灯に鰤の白腹百数ふ
       細見綾子

 鰤の臓(わた)抜きゐて托鉢に眼もくれず
       北野民夫

 寒鰤は虹一筋を身にかざる
       山口青邨

 黒潮は鰤場鰤場を経ていたる
       長谷川素逝


 塩打ちし寒鰤の肌くもりけり
       草間時彦

 


※ 鰤・寒鰤
 アジ科の海産魚。体長一メートルで、紡錘形をしている。日本各地の沿岸を回遊している。産卵のために冬季に南下してくる寒鰤は非常に美味で、主に定置網で漁獲する。
 いわゆる出世魚で、成長とともに関東ではワカシ→イナダ→ワラサ→ブリなどと名称が変わる。日本海側では鰤漁のころに鳴る雷を「鰤起し」といっている。
→鰤網

【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】

 

       ※☆*わが友に贈る*※

 

 新しい時代を創るのは
 新しい決意と行動だ。
 全人類の幸福という
 大いなる理想の実現へ
 わが同志よ奮い立て!

          11月18日

 

 

       ※☆*寸 鉄*☆※


さあ100周年へ地球規模の新たな前進が開始(スタート)。広布大願へ異体同心の陣列で
        ◇
「試練を耐え抜いた友誼ほど強いものはない」周総理。同志の絆は三世に
        ◇
専門部の日。職場と地域で信頼広げる「世雄」よ。友に希望の光送る。実証を
        ◇
「一度もしりぞく心なし」御書。強気で壁を破れ!臆病を制する勇者に栄冠
        ◇
不足する保育士の代替で小学校教諭等、検討と。母と子の笑顔輝く社会必ず

聖教新聞:2015年(平成27年)11月18日(水)付】

 

 

      ※☆*名字の言*※

 

20世紀を代表する歴史家のÅ・J・トインビー博士は、大きな変革には「少なくとも三世代はかかる」、そして、社会全体となれば「もっと長くかかるのがふつうである」と論じた(松本重冶編訳『歴史の教訓』岩波書店

一世代は「親の跡を継いで子に譲るまでのほぼ30年」(広辞苑)とされるから、大きな変革には、およそ90年かかる計算になる。本年は終戦・被爆70年。戦争の教訓も、これから3世代以上にわたって継承されてこそ、「平和の文化」の揺るぎない土台となる

学会の歴史は、仏法の生命尊厳の思想を基盤とした「平和建設の歴史」であった。世界広布は「世界平和」の異名といっていい。この流れは、牧口初代会長と戸田第二代会長の精神を受け継いだ池田SGI会長の時代に一段と加速、54カ国・地域を訪問し、SGIの連帯は192カ国・地域に広がった

トインビー博士ら識者との対談集は70点を超え、「“平和のための対談集”というジャンルをつくった」(フィリピン・リサール協会のキアンバオ元会長)と評される。「SGIの日」の平和提言も33回を数える

きょうは学会創立85周年。創立90周年、そして100周年へ、三代会長が築いた平和の土台を磐石にする総仕上げはいよいよ、これからだ。(川)

聖教新聞:2015年(平成27年)11月18日(水)付】

 

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