浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

潤目鰯/今日の俳句 ≪第1961号≫

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≪2015年(平成27年)11月21日(土)霜月≫(旧暦10/10)

 


 檜扇の如く並べし潤目かな
       青木月斗

 一合を愉しむ潤目鰯かな
       日野草城

 黄泉醜女潤目鰯を食べていた
       金子兜太

 うるめ焼く人にたのしく皿はあり
       永田耕衣

 うるめ干す路地の続きの魚市
       吉村靖子


※ 潤目鰯(うるめいわし)→うるめ
 ウルメイワシ科の海産の硬骨魚。形は真鰯に似ているが、丸みを帯び、目が潤んだように見える。
 上部は暗青色。下部は銀白色で美しい。脂肪が少なく、味は淡白で、煮つけや塩焼きはうまくないが、干物にすると美味。

【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】

 

       ※☆*わが友に贈る*※

 

 「時」を逃すな!
 立つべき時に立てば
 わが境涯も福徳も
 大きく拡大する。
 今こそ飛躍への一歩を!

          11月21日

 

 

       ※☆*寸 鉄*☆※


会長(SGI)の詩は一時代にとどまらぬ勇気の言葉ー詩人(モンゴル)。我らも励ましの対話更に
        ◇
生きるとは呼吸の事ではなく行動する事ー哲人(ルソー)。信仰こそ価値創造の本源
        ◇
「大海の初は一露んばり」御書。青年よ一人立て!地域と職場で希望の光に
        ◇
40~60代、若者と交流・協力したいー調査。老若男女集う学会こそ最先端
        ◇
低温やけどに注意。カイロ、こたつなど身近な物でも重症化。賢く利用を


聖教新聞:2015年(平成27年)11月21日(土)付】

 

 

      ※☆*名字の言*※


創価学会の神奈川文化会館からは、横浜の山下公園に係留された「氷川丸」の優美な姿を見ることができる。池田SGI会長も、たびたびカメラに収めてきた

米シアトル航路の主力船として活躍し、太平洋を245回横断した同船は現在、85歳。創価学会と同い年である。1930年(昭和5年)に建造された

戦中は傷病兵を運ぶ病院船、終戦直後は復員兵の輸送船としてフル回転し、貨客船に復帰したのは47年(同22年)。SGI会長が入信した年だった。渡航の主流が飛行機に移った50年(同35年)に引退。同年は、池田第3代会長が就任し、世界広布への第一歩をしるした年である

会長を辞任したSGI会長は79年(同54年)5月、氷川丸と横浜の海を見つめながら、対話による世界平和創造への挑戦を心に期した。学会と同じ時を歩んできた氷川丸を見つめつつ、世界の民衆を平和の港へと運ぶ、私たちの壮大な使命を思う

御書に「生死の苦悩に満ちた大海を渡ることは、妙法蓮華経の船でなければ、かなわない」(1448頁、通解)と。そして、創立85周年にSGI会長は詠んだ。「人道と 平和の大船 創価桜かな 先師の夢は 民衆の力で」。大誓願を胸に、創立100周年へ、出航の汽笛を鳴らそう!

聖教新聞:2015年(平成27年)11月21日(土)付】

 

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