浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

柳葉魚(ししゃも)/今日の俳句 ≪第1964号≫

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≪2015年(平成27年)11月24日(火)霜月≫(旧暦10/13)

 


 飄々と紙よりかろき柳葉魚喰ふ
      勝又木風雨

 むしり食ふ柳葉魚地酒の杯重ね
      光明寺三郎

 手の甲の老斑ふえし柳葉魚干し
      大類孝子

 膨れ来し河口の潮やししゃも群来(くき)
      堀内素耕

 晩学の灯を疎みては柳葉魚焼く
      善方みつる
      

 

※ 柳葉魚(ししゃも)
 ワカサギ科。ワカサギ・キュウリウオに似ているが、二つに分かれた尾鰭のうち、下のほうが長く大きいので区別できる。上方淡褐色。下方は白い。
 雄は体長14~15センチ。ぐらい。雌はひとまわり小さくて12~13センチぐらい。繁殖期の雄は全体が黒ずみ、側面にウロコの隆起した一本の線ができる。
 北海道の太平洋岸にだけすみ、11月ごろ産卵のため釧路川十勝川鵡川などをさかのぼる。そのとき目の粗い刺網を、一定の間隔をおいて海中に張りめぐらし、とらえるのである。全滅を避けるためという。
 味は淡白で、薄塩で干したものを東京のデパートなどで売っており、また飲み屋などでは冬の酒のさかなとして需要が多い。
 アイヌ語で《シュシュ》はヤナギの葉、《ハモ》は魚。《シュシュ・ハモ》がつまって《シシャモ》のなった。アイヌは、神が飢饉を救うために、柳の葉を、この魚にかえてくださったものと信じている。

【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】

 

 

       ※☆*わが友に贈る*※

 

 励ましは
 スピードが肝心。
 電光石火で
 悩める友のもとへ!
 勇気と希望を送れ!

          11月24日

 

 

       ※☆*寸 鉄*☆※


日蓮仏法の哲学に世界の危機を転じる崇高な道がー学者(インド)。我らの使命は大
        ◇
全国の「新聞長」の活躍に深謝!社会に希望と正義の光広げる言論勇者と
        ◇
功徳の喜びを百回語ればさらに百倍の功徳ありー恩師。心弾ませ対話拡大
        ◇
リーダーは常に「一歩先」を考えよ。支部・地区の勝利へ、果敢に手を打て
        ◇
大事故の陰に300の小さな異常ー法則(ハインリッヒ)。兆候(サイン)見逃すな。無事故へ警戒心強く


聖教新聞:2015年(平成27年)11月24日(火)付】

 

 

      ※☆*名字の言*※


“一書の人を恐れよ”とは、哲学者トマト・アクィナスの言葉といわれる。多読・乱読よりもかえって、一編の書を大切にし、それを人生の節目節目でひもとく中に、賢者の知恵が得られるーこれは一つの真理だろう。読者家にも、繰り返し参照する本を手元にそろえている人は多い

「これが私の『座右の書』です」。そう言って、和歌山のある壮年が取り出したのは小説『人間革命』だった。荒れた青春を過ごし、結婚後は仕事を転々とした。生活苦が続き、“今の自分を変えたい”との思いを募らせていた時、学会の先輩に『人間革命』の熟読を勧められた

師を支え、同志に励ましを送る山本伸一の激闘に、胸を熱くした。“自分も真剣に祈ろう”。御本尊に向かう姿勢が変わると、苦しかった生活も安定の方向へと変わり始めた

壮年は、全12巻の読了を、何度も繰り返したという。「『人間革命』を読み続けたことが、私自身の人間革命に直結しました」。それだけでなく、広布の生き字引として、、『人間革命』『新・人間革命』を手に、無数の友を励ましてきた

小説『新・人間革命』第27巻が11月18日に発刊された。この長編の中に、人生を勝ち開く知恵が、広布推進の要諦が、そして師弟の精神の真髄が詰まっている。     (芯)

聖教新聞:2015年(平成27年)11月24日(火)付】

 

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