浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

十二月/今日の俳句 ≪第1971号≫

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≪2015年(平成27年)12月1日(火)≫師走(旧暦10/20)

 


 仲見世の裏行く癖も十二月
        石川桂郎

 青空を海に拡げて十二月
        伊藤通明

 なき母を知る人来たり十二月
        長谷川かな女

 十二月八日金属疲労深くせり
        杉﨑ちから

 十二月六日の沖の帆が君か
        坪内稔典

 

※ 十二月
 日が短く日ごとに気温が下がってきて、都会では暖炉・ヒーター・火のそばが、農村では日向や炉ばた・炬燵が恋しくなる。
 野外では草木が枯れて、しだいに冬ざれの蕭条たる風情を加えてゆく。十二月も半ばになると、町村・都会の別なく、あわてだしい歳晩の気分がただよい、年の瀬の感じが深まる。
→師走

【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】

 

 

       ※☆*わが友に贈る*※

 

 友の心を動かすのは
 「真実の言葉」だ。
 飾らず繕わず
 わが体験を自分らしく
 朗らかに語れ!

          12月1日

 

 

       ※☆*寸 鉄*☆※

 

SGIは世界的規模で新たな精神的価値を創出ー識者。人間主義の大河と
        ◇
未来部勝利月間が開始(スタート)。皆が創立100周年の主役!受験生には温かな配慮を
        ◇
釈尊は「明るく、気軽に自分から語り掛ける人」仏典。友好対話の達人に
        ◇
有能な人は、常に学ぶー文豪(ゲーテ)青年よ勇んで学べ。一切法は皆是仏法なれば
        ◇
温暖化対策を考える国際会議が開幕。国益から人類益へー思考の転換こそ

聖教新聞:2015年(平成27年)12月1日(火)付】

 


      ※☆*名字の言*※


仏法求道の波は世界に広がる。アメリカでは今秋、日本の任用試験にあたる「基礎教学試験」が行われ、新入会の友を中心に5000人以上が挑戦した

試験の数日前、ニューヨークの会館で教材を開く婦人がいた。受験者に教えるため、予習していた。彼女は信仰十数年の“先輩”だが、「こうして一緒に学ぶことで、私も成長できる」と

ある男子部の受験者は荒れた10代を過ごし、生きる希望を見失っていた時に入会。アメリカの牙城会大学校にも入校した。会館の掃除、来館者への声掛け……これまで無縁だった“人のための行動”を続けるうち、少しずつそれが喜びに変わったという

受験した人、それを支えた全ての人に、若々しい向上の息吹がみなぎっていた。マサチューセッツ大学ボストン校のモトリー学長は、自らを「ヤング・マン(青年)と呼ぶ。「日々、学生たちから何か新しいことを学んでいる」からだという。そして世界を結ぶ池田SGI会長も、その平和の闘争に連なる全ての人も「永遠の青年」と(本紙11月24日付)

青年とは「負けじ魂の挑戦者」「前進また前進の開拓者」と池田会長。学会には多彩な人材が集い、多様な触発の機会がある。その中で、自身を磨く挑戦の人には、青年の心が輝いている。     (蹴)

聖教新聞:2015年(平成27年)12月1日(火)付】

 

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