浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

飾売/今日の俳句 ≪第1979号≫

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≪2015年(平成27年)12月9日(水)≫師走(旧暦10/28)

 


 輪飾のすいとさみしき買ひにけり
     皆吉爽雨

 海老赤し海の藻草を敷きて売る
     原コウ子

 飾売る車かこみて艀妻
     高野素十

 飾売まづ暮れなづむ大欅
     皆川盤水

 叡山の尖れる空や飾売
     鷲谷七菜子


※ 飾売
 社寺の境内や、町辻などの年の市で、注連飾・松飾などを売ることをいう。三十日・三十一日になると葭簀張りの小屋が、道ばたで焚火などしながら夜半まで店をあけている。

【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】

 

 

       ※☆*わが友に贈る*※

 

 風邪や流感(インフルエンザ)に注意!
 手洗い・うがい
 部屋の喚起や加湿など
 具体的な対策を。
 健康第一の賢者たれ!

         12月9日

 

 

       ※☆*寸 鉄*☆※

 

創価の思想は人々に自立を促し責任感を喚起させるー博士(アメリカ)。人類蘇生の光
        ◇
激動の時代、足元を固めた人が勝利者となるー恩師。わが課題に挑み抜け
        ◇
「すこしも・へつらはず」御聖訓。信念の人に恐れなし。誠実の対話を貫け
        ◇
会議・打ち合わせは要点を絞り短時間で!師走の多忙な時。皆で価値的に
        ◇
女性管理職の半数以上が「なって良かった」-調査。公明が更なる推進の力に


聖教新聞:2015年(平成27年)12月9日(水)付】

 


      ※☆*名字の言*※


いじめ、殺人、テロ……。人間を分断し、不信や憎悪を広げる出来事が、今年は目立ったように思える。東大名誉教授の姜尚中氏は、この連鎖を変えるためにも、著書『悪の力』(集英社新書)で「人間を信じることをやめない」ことを強調していた

相手を信じる。これは創価の対話運動の根幹である。自ら心を開き、粘り強く語らう中で、一人一人と心を結んできた

その範を示すのは、池田SGI会長である。昭和54年5月3日、神奈川文化会館で「共戦」と認めた。脇書には「真実の同志あるを 信じつつ」と。当時は、第一次宗門事件の渦中。師弟の絆を分断する謀略の中、行動を制限されても、SGI会長は目の前の一人を信じ、励まし続けた

その心を継ぐ神奈川男子部が、この1ヶ月、全国をリードする弘教を成し遂げた。10年越しの対話を実らせた小田原の男子部員。最後に相手の心を動かしたのは「俺を信じて一緒に頑張ろう」の一言だったと語る。「これまでも語ってきたつもりでしたが、きちんと相手と向き合い、思いを伝えられなかったんだと思います」

「信」という字は「人に言う」と書く。信じている、信じてほしいーーその思いを言葉にして伝えたい。分断を連帯に変えゆく力になることを信じて。

聖教新聞:2015年(平成27年)12月9日(水)付】

 

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