浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

大晦日/今日の俳句 ≪第1999号≫

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≪2015年(平成27年)12月29日(火)≫師走(旧暦11/19)

 


 大年やおのづからなる梁響
        芝不器男

 大年の嵯峨清涼寺闇に入る
        廣瀬直人

 大晦日シャンパンの栓弾け跳ぶ
        尾上有紀子

 父祖の地に闇のしづまる大晦日
        飯田蛇笏

 滞在のホテルに馴れて大晦日
        今井千鶴子


※ 大晦日・大つごもり・大三十日・大年・除日
 みそかは月の第三十の日。一年の終わりの十二月のみそかを《大晦日》という。一年の終わりの日なので、各家庭は新年を迎える準備に忙殺され、一年の締めくくりの雑事に追われる。
 官庁や会社は、すでに閉じているが、町は買い物客で雑踏し、年の暮れのあわただしさがみなぎる。

【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】

 

 

       ※☆*わが友に贈る*※

 

 帰省等での運転は
 無理なく安全第一で!
 過信や油断に魔は競う。
 真剣な祈りを根本に
 価値ある日々を!

         12月29日

 


       ※☆*寸 鉄*☆※

 

創立85周年を堂々の勝利で飾った全同志、万歳!師弟の共戦譜は永遠不滅
        ◇
未来は希望の力によって豊かに輝きわたるー文豪(バルザック)。新たな年へ清新な決意で
        ◇
未入会のご家族に感謝の言葉を。身近な支えで広布あり。皆、尊き創価家族
        ◇
子どもの貧困改善へ、道府県の6割が計画策定。生命守る人道的競争急げ
        ◇
雪下ろしの転落事故に注意。命綱着け2人以上で。慣れた作業も用心怠らず

聖教新聞:2015年(平成27年)12月29日(火)付】

 


      ※☆*北斗七星*※


ご近所の方に電話をしたら、「現在使われていません」の案内。おや、と思いながら携帯電話に。すると「おつなぎできません」とのこと。どうしようかと数日、悩んでしまった

そんな時に目に入ったのは「振り込め詐欺などに悪用された電話のうち、8割はレンタル」というニュース。しかもそのうち9割は、複数のレンタル業者を経由して貸し出された。つまり「また貸し」だ

さらに、貸し出す際の本人確認も、すべて偽造された運転免許証などの身分証か不正に入手した身分証だというから驚く。警視庁は、犯罪の温床になっているこうした不正業者の摘発に本格的に乗り出したという

成果を期待したいと思っているころ、そのご近所の方に偶然、駅前で出合った。電話が通じないことを伝えると、携帯があれば、有線はいらないからと、撤去した。携帯は、変な人からの電話を避けるために接続を制限しているという

事情を伝えると、「制限をかけ間違えてしまったようです。よく分からないまま設定したから」とのこと。そんな会話を皮切りに、お願いごともしっかり伝えることができた。電話ではちょっととっつきにくいなあ、と感じていた方だが、そんな印象は吹き飛んだ。やはり、人とは会って話さなければ思いは通じないものだ、と思いを深くした。
               (繁)

公明新聞:2015年(平成27年)12月29日(火)付】

 

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