浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

淑気/今日の俳句 ≪第2005号≫

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≪2016年(平成28年)1月4日(月)≫師走(旧暦11/25)

 

 

 いんぎんにことづてたのむ淑気かな
         飯田蛇笏

 湖の辺の松風かすかなる淑気
         石原舟月

 淑気てふものに会ひたることなかり
         後藤比奈夫

 淑気満つ空より落つる鳥の羽
         原コウ子

 なかんづく祖父のほとりの淑気かな
         鷹羽狩行


※ 淑気
 新春の和気、めでたい気をいう。正月には、空には瑞雲がたなびき、天地の間に瑞相がたちこめ、神聖荘厳の気がただよう、と信じられていた。中国の古い詩に、「淑気黄鳥を催し、晴光緑 蘋を転ず」とある。新年を迎える喜びである。

【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】

 


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       ※☆*今週のことば*※

 

 一念三千の法門なれば
 誓願の祈りから
 「拡大」は始まる。
 題目の師子吼で
 一日を大きく勝ち開け!

         1月4日

 


       ※☆*寸 鉄*☆※

 

日本一明るい新年勤行会から出発。大胆に動き語れ!列島中に仏縁を拡大
        ◇
年頭から創価班・牙城会・白蓮Gの友が大奮闘。陰の労苦に心から感謝!
        ◇
「一流は、皆、迅速だ」恩師。戦いは最初が肝心。目標定め、新生の息吹
        ◇
「其の国の仏法は貴辺に」と大聖人。使命の天地で皆が地域の幸福責任者に
        ◇
公明が主導しアレルギー疾患対策基本法が施行。庶民の声聞く原点忘れず


聖教新聞:2016年(平成28年)1月4日(月)付】

 


      ※☆*名字の言*※


「このご本尊様は、すごいご本尊様です」「これで、今度の関西の戦いは勝つた!」。池田SGI会長が旧関西本部を始めて訪れ、「大法興隆所願成就」の常住御本尊様の前に端座したのは、60年前のきょう1月4日だった

偉大なる歴史は、偉大なる誓いから築かれる。師・戸田第2代会長と自身の「運命の一戦」に臨む青年の、一念に億却の辛労を尽くし抜いた末の「勝利宣言」。ここに、マスコミが「“まさか”が実現」と報じた、関西創価学会の奇跡的な勝利の因がつくられたのである

「大阪の戦い」の初の滞在は、翌5日までの2日間。SGI会長は、その貴重な1日となる5日を、午前10時から午後6時まで個人指導に割いた

境遇も悩みも千差万別の友を一対一の真剣勝負で励まし、立ち上がってもらう以外に、広布の前進はないーーこの「法華経の兵法」の真髄を、関西の友に身をもって教えた。「大阪の戦い」に身を投じた半年間で、激励した友は約8000人に上る

今や世界の同志が模範と仰ぐ「カンサイ・スピリット(関西魂)」の原点から60年。人間の年齢でいえば「還暦」であり、まさに「今再び」の出発の時。私もあなたも、自分自身の勝利の金字塔へ、「断じて勝つ!との誓願を胸に響かせ、挑戦を開始しよう。
               (芯)

聖教新聞:2016年(平成28年)1月4日(月)付】

 

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