かまくら/今日の俳句 ≪第2017号≫
≪2016年(平成28年)1月16日(土)≫師走(旧暦12/7)
かまくらになほ新しき雪加ふ
岸風三楼
かまくらは灯を一斉に落しけり
高木喬一
かまくらを覗く手形を雪に押し
原子公平
燭足してかまくらに子らまだ遊ぶ
橋本美代子
煮炊き暖かにかまくらはワンルーム
清水衣子
※ かまくら。
秋田県南地方に伝わる小正月行事で、元来は左義長。有名な横手市のかまくらは水神信仰と結びついたもので、二月十五・十六日に行われる。
小高く積んだ雪を踏み固め、中をくりぬいて造った雪室に水神を祀り、子供たちが火鉢で温めた甘酒を道行く人にふるまう。角館町に「火振りかまくら」は、雪の竈で燃やした薪の火を俵に移して振り回す。
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】
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※☆*わが友に贈る*※
我らの対話は
「励ましの力」
「希望の光」
「生命蘇生の新風」
勇んで友のもとへ!
1月16日
※☆*寸 鉄*☆※
会長(SGI)は言葉の力と信念の行動で平和創出に貢献ー教授(カナダ)。我らも果敢に挑戦
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愛知婦人部の日。太陽の母ありて堅塁城は磐石。新時代の一番星と輝け!
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過去は変わらぬ。考えるべきは未来ー作家(ワイルド)。今ここから!本因妙の精神で
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長時間のビデオゲームは「言語知能下げる」恐れ。自律心育む親子の対話を
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刑法犯109万件、戦後最少。防犯活動など効果と。安全社会へ地域の絆を強く
【聖教新聞:2016年(平成28年)1月16日(土)付】
※☆*北斗七星*※
かつてスリランカでは、口腔がんの死亡率が全がんの4割近くを占めていた。その背景には、ビンロウを使った噛みたばこをたしなむ習慣との因果関係があっつた
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政府は生活習慣の改善を重ねて訴え続ける。しかし、一向に効果は上がらず、万策尽きたかと思いきや、意外なところから光明を見出すことになる。「大人がダメなら子どもに話してみよう」
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試験的に小中学校で、がんの予防を含め、健康に配慮した日常生活の大切さを学ぶ機会を繰り返し設けてみた。すると子どもたちは、親などの大人へ、喫煙による健康への影響をストレートに語るようになった。同国では数年掛けて、喫煙率が半減したという
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国内でも「がん教育」の大切さが認識され、輪が広がりつつある。東京・豊島区では全国に先駆けて、2012年度から「がんに関する教育」を始めた。小6と中3が対象で、学んだことは、家庭で話題にするようにしている
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2人に1人は、がんにかかる国内の現状を転換させるため、政府は昨年末、「がん対策加速化プラン」を公表した。公明党は予防、治療、緩和ケアなど、全方位からがん対策の拡充に総力を挙げている。がん教育も有力な対策の一つである。「分かっているけどやめられない」喫煙も孫子からの一言が結構効く。これは間違いないだろう。
(広)
【公明新聞:2016年(平成28年)1月16日(土)付】
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