浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

寒雀/今日の俳句 ≪第2020号≫

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≪2016年(平成28年)1月19日(火)≫師走(旧暦12/10)

 

 土見れば土啄みつ寒雀 
      臼田亜浪

 寒雀ふくらむ胸を城の窓
      大野紫陽

 倒・裂・破・崩・礫の街寒雀
      友岡子郷

 五引く二それに三足す寒雀
      伊藤白潮

 わが天使なりやおののく寒雀
      西東三鬼

 

※ 寒雀・冬雀・凍雀・ふくら雀
 雀はもっとも身近にいる親しみ深い鳥である。冬は着膨れたような姿をして、じっとしていたりする。枯木に止まっている雀。雪晴れの朝の雀など、いずれも愛らしい。

【「合本・俳句歳時記/第三版」(角川書店)より転載】


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       ※☆*わが友に贈る*※

 

 積雪や路面凍結に警戒!
 歩行・運転時の
 転倒・スリップに注意を。
 配達員や高齢者はじめ
 無事故の声掛けを必ず。

         1月19日

 

       ※☆*寸 鉄*☆※

 

ドイツで欧州広布55周年記念の会議(サミット)。平和の光を世界へ!心一つに大前進
        ◇
楽しさとは行動に伴って生まれてくるのだー哲人(アラン)。さあ行動!歓喜の劇飾れ
        ◇
婦人部ヤング・ミセスが活躍。全員が勇気の先頭走者(トップランナー)!幸の花は幾重にも
        ◇
恩師「妙法は究極の生命の太陽」。苦闘の友よ負けるな。諦めない人が勝者
        ◇
「防災とボランティア週間」。共助の絆を地域に。日頃の積み重ねこそ


聖教新聞:2016年(平成28年)1月19日(火)付】

 

      ※☆*北斗七星*※


祖父の京助氏(言語学者)、父の春彦(国語学者)に続き、自身も日本語の研究を専門とする金田一秀穂氏が面白い発見を紹介している

学生たちと合宿に行った際のことだ。合宿する貸別荘を見て、参加者の一人が「普通にかわいい」と感想を述べた。「まあまあ普通」の建物という評価を下したと受け止めた金田一氏は、別荘を手配してくれた幹事に失礼ではないかと思うが、発言者の真意は違っていた。話を聞くと、彼らの間では「とてもかわいい」という意味で使われるらしい。つまり、「普通に」の言い回しには、「とても」というニュアンスがこめられている。「オツな日本語」(日本文芸社)から引いた

若者は、言葉をはじめファッションや文化、生活習慣など多分野で、常に新しいライフスタイルや発想を発信している。なかには大人世代に版図を拡大しているものも珍しくない

時代を切り開いていくには若い力が欠かせない。初の女性総統が誕生することになった台湾総統選でも、ヤングパワーが政治に地殻変動を起こしたといわれている

公明党は、ここ数回の国政選挙で若い人材を多く国会に送り込んできた。今夏の参院選にも即戦力の新人を擁立する。若い世代と国の未来づくりを進めれば、政治は「普通に信頼できる」と思う若者が増えるに違いない。

公明新聞(日曜版):2016年(平成28年)1月19日(火)付】

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