浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

海鼠/今日の俳句 ≪第2025号≫

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≪2016年(平成28年)1月24日(日)≫師走(旧暦12/15)≫

 

 沖の石のひそかに産みし海鼠かな
          野村喜舟

 海鼠かなものの果てとも祖めとも
         岡崎るり子

 腸(わた)ぬいてさあらぬさまの海鼠かな
         阿波野青畝

 青海鼠拗ねてこの世の爲ならず
          八田木枯

 急げ急げ月の海鼠にならぬやう
         鳥居真里子


※ 海鼠・酢海鼠
 ナマコ網に属する浅海産棘皮動物の総称だが、普通、真海鼠をいう。円筒状で口の回りに環状の触手が並んでいる。真海鼠は三杯酢で生食される。腸は海鼠腸(このわた)、卵巣は海鼠子(このこ)、といって酒客に好まれる。煮干したものを海参(いりこ)といい、中華料理の素材に用いる。

【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】


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       ※☆*わが友に贈る*※

 

 正義の人は強い!
 笑顔の人は負けない!
 何があろうとも
 不屈の楽観主義で
 波浪を乗り越え進め!

         1月24日

 

       ※☆*寸 鉄*☆※


SGIは世界規模で調和を広げる団体ー州大臣(インド)。人間を結ぶ対話を今日も
        ◇
尼崎の日。常勝の心臓部の勇者が総立ち!金剛の団結で正義の拡大劇飾れ
        ◇
「軍には大将軍を魂とす」勝負は幹部の勢いで決まる。師子奮迅の名指揮を
        ◇
若い世代ほど不安感・内向き志向が強くー調査。皆が宝。励まし絶やさず
        ◇
列島各地に寒波。大雪・暴風・高波に警戒!無冠の友よ、無事故最優先で

 

聖教新聞:2016年(平成28年)1月24日(日)付】

 

      ※☆*名字の言*※


「あなたのアイデアは?」。決まった答えではなく、意見や考えを問う教育への転換が叫ばれて久しい。目標のモデルは存在せず、激変する世界に対応しながら幸福社会を創造するには、「新しい発想」が不可欠だからだ

では、発想力をどう磨くか。明治大学の斉藤孝教授は『考え方の教室』(岩波新書)で、目の前で困っている人に「どうしてあげたらいいんだろう?」と考えることだと指摘する。条件が曖昧だと、考えもまとまりにくい、具体的な相手を思い浮かべることで、発想しやすくなる

「地球を元気にしたい。そう思った時に考え付いたんです」。79歳の壮年部員が語った。壮年は13年前、町内会に和太鼓グループを結成した。平均年齢は70歳。地域行事に出演し、人々に希望を送る一方、舞台は、定年を迎えたメンバー自身の張り合いにもなっている

御書に「一切衆生の同一苦は悉く是日蓮一人の苦」(587頁)と。仏は、世界の全ての人に寄り添い、同苦すると説かれる。その大境涯を目指す私たちの修行は、「全ての人」の前に「目の前の一人」、「世界」の前に「わが地域」に尽くすことから始まる

あの人のため、この町のため!--その真剣な一念が新しい知恵を生み、世界広布新時代の道をつくっていく。  (聖)

聖教新聞:2016年(平成28年)1月24日(日)付】

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