二月/今日の俳句 ≪第2033号≫
≪2016年(平成28年)2月1日(月)≫師走(旧暦12/23)
汚れゐる本のカバーも二月かな
桂信子
暮色もて人とつながる坂二月
野沢節子
安房二月コーヒー店も花あふれ
新井英子
ごつごつと音して二月過ぎにけり
藤澤清子
折鶴の紙にもどらぬ二月尽
友松照子
※ 二月・二月尽
月の初めに立春があり、この月から春が始まる。寒気はまだ厳しいが、日の光や動植物の動きには春の気配が感じられる。しばしば「二ン月」という用例を見かけることがあるが、根拠のない俗用で好ましくない。
→如月
【「新版・俳句歳時記/第四版/監修・桂信子」(雄山閣)より転載】
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※☆*今週のことば*※
地区・ブロックを起点に
さあ、伝統の二月だ!
勇者は最前線を走る。
「二人・三人・百人と」
仏縁を楽しく広げよ!
2016年2月1日
※☆*寸 鉄*☆※
聖教公式サイトが刷新。国内外で全国紙を閲覧可能。人間主義の光を発信
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牙城会結成45周年。誇り高き厳護の王者よ!勇気の炎燃やし勝利の先陣を
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人を育てるには君自身が立派になることー恩師。幹部は共に動き模範示せ
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心に病による休職者、半数の企業で増加。再挑戦しやすい社会の構築こそ
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広がる「ふるさと納税」。税収増の自冶体も多く。地方に活力送る知恵更に
【聖教新聞:2016年(平成28年)2月1日(月)付】
※☆*名字の言*※
若くして世界五大陸の最高峰を制覇するなど、傑出した登山家、探検家として知られた植村直己氏。ある時、“探検家に必要な資質は?”と問われ、こう答えた。「臆病者であること」。意外に思える言葉だが、自然の怖さを熟知するゆえの謙虚さが伝わってくる
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一方で、氏の自伝『青春を山に賭けて』を開くと、痛快な冒険譚にあふれている。100ドル余りしか持たずに単身でアメリカに渡ったり、船賃を惜しんでアマゾン川をいかだで下ろうとしたり……
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事を始める際、臆病なほど慎重に現実を見据え、可能とあらば大胆に挑む。「世界のウエムラ」と仰がれた人物の真髄を垣間見る。蛮勇と勇気は違う。氏は勇気を体得していた
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池田SGI会長の長編詩『青年よ 21世紀の広布の山を登れ』が発表されて35周年。約400行の詩文は、友の「勇気」を鼓舞する魂の発光だ。「いかなる苦衷の最中に入っても/希望を失うな!」「私は諸君の成長をひたすら待っている/否、祈っている」。SGI会長の心はいつも青年と共に、苦難と戦う友と共にある
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学会創立100周年へ、私たちの眼前には世界広布の山がそびえ立つ。「なぜ登るのか」と問われれば、こう答えたい。「そこに世界の平和と人類の幸福があるからだ」と。 (誠)
【聖教新聞:2016年(平成28年)2月1日(月)付】
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