浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

節分/今日の俳句 ≪第2035号≫

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≪2016年(平成28年)2月3日(水)≫(旧暦12/25)

 

 節分の高張立ちぬ大鳥居
        原石鼎

 人が良いので節分の鬼の役
       武井康隆

 湯葉供へあり節分の鬼子母神
       細見綾子

 節分や鬼も仲間か独り住み
      原田たづゑ

 節分の宵の小門をぐゝりけり
       杉田久女


※ 立春の前日。(二月三日ごろ)。もともと四季それぞれの分かれ目を言う語だが、現今では冬と春の境目のみをいう。この夜、寺社では邪気を追い払い春を迎える意味追儺が行われる。民間でも豆を撒いたり、鰯の頭や柊の枝を戸口に挿したりして、悪鬼を祓う。


【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】


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       ※☆*わが友に贈る*※

 

 青年の声こそ
 未来を開く力!
 新しい発想
 大胆な行動で
 時代をリードせよ!


         2月3日


       ※☆*寸 鉄*☆※

 

キューバ核兵器なき世界への連帯展。民衆の力結集し恒久平和の潮流を
          ◇
会長(SGI)の沖縄・八重山初訪問の日。わが島を幸の楽土に!模範の前進朗らか
          ◇
御書を拝し、境涯をもう一歩開くのだー恩師。闘争の中で繙き生命に刻め
          ◇
日・中・韓の教育相が初会合。児童・生徒の交流拡大へ。未来照らす光ここに
          ◇
公明党は中小企業の声を的確に代弁ー教授。生活者守る政治を更に進めよ


聖教新聞:2016年(平成28年)2月3日(水)付】

 

      ※☆*名字の言*※


映画「人間革命」「続・人間革命」にも出演した女優の新珠三千代さんは、13歳の時、現在の宝塚音楽学校に合格するが、芸能界を知らない父は、入学に首を縦に振らない。ならば一度、この目で見て見ようと、親子で学校を訪れた

校門で掃き掃除をする男性に、校長に面会したい旨を告げると応接間に通された。しばらくして入ってきたのは、さっきの男性だった。「私が校長です」。その姿に、一度で学校の理念を理解したのだろう。父は入学を快諾した。(川本三郎著『君美わしく』文春文庫)

大学進学後に入会した学生部員がいる。入会前、彼は信心の話に耳を貸さなかったが、それを一変させたのは、彼が頻繁に利用する食堂のおかみさんだった。1人暮らしの彼を、「ちゃんと食べてる?」「親孝行は大事よ」といつも気に掛けてくれた

ある日、誘われた座談会。なんと地区婦人部長は、おかみさんだった。互いに驚きながらも笑顔に。「おかみさんが実践している信仰なら」と彼は入会を決意。信心に励んで1年後、帰省した折、息子の成長ぶりに感心した母も入会した

百聞は一見に如かずというが、百万言を費やすよりも、一人の行いが、思想や理念を雄弁に物語る。信心根本の振る舞い。体験以上の折伏はない。  (代)

聖教新聞:2016年(平成28年)2月3日(水)付】


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