浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

立春/今日の俳句 ≪第2036号≫

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≪2016年(平成28年)2月4日(木)≫(旧暦12/26)
《東風解凍  :東風が吹き氷をとかし始める》立春

 

 立春の暮色となりし肌着たたむ
        小池文子

 輪転機回る立春の夜の星座
       仁村美津夫

 女身仏に春剥落のつづきをり
        細見綾子

 万燈のまたゝき合ひて春立てり
        沢木欣一

 春迎ふ紙になる木々しらじらと
         堀葦雄

 


※ 立春・春立つ・春来る・立春大吉
 陰暦では一年三百六十日を二十四気七十二候に分け、それを暦法上の重要な基準とし、季節を定めるのに重用した。立春はその二十四気の一つ。陽暦では二月四日ごろ。節分の翌日にあたる。暦の上ではこの日から春になる。その営みは自然・人事ともに地方により遅早があり、必ずしも暦と一致しないが、暦によって立春の感情が整えられることは確かで、寒気のなかにもかすかな春の兆しが感じられる。

【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】


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       ※☆*わが友に贈る*※

 

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 「仏は文字に依って
 衆生を度し給うなり」
 幸福の哲理を社会へ!


         2月4日


       ※☆*寸 鉄*☆※

 

臆病な小善人千人よりも勇気の大善人一人ー牧口先生。青年よ師子と立て
          ◇
きょう立春。冬を越えて生命躍動の季節へ。わが地域に対話の花幾重にも
          ◇
東洋哲学研究所の日」。設立構想55年。文明間・宗教間の架橋ー使命深く
          ◇
人間を高めるには互いに尊敬できる友を持つ事だー哲人(ニーチェ)。創価家族の世界
          ◇
特殊詐欺の被害額、3年連続で400億円超。手口の巧妙化進む。警戒怠らず

 


聖教新聞:2016年(平成28年)2月4日(木)付】

 

      ※☆*北斗七星*※


「梅一輪一輪ほどの暖かさ」。松尾芭蕉の弟子・服部嵐雪の詠んだ句だ。梅が一輪ずつ咲くごとに、気候も日に日に暖かさを増す

きょうは暦の上では「立春」。とはいえ、まだ寒さが厳しい中、春の花々に先駆けて咲く梅の花は、「花の兄」「春告草」などと呼ばれている。古くから日本人に愛され、数多くの詩歌や随筆に登場する

清少納言枕草子で、「あてなるもの(上品なもの)」として、「梅の花に雪の降りかかりたる」景色を挙げて絶賛した。降り積もる雪の中でも、いちずに凛として咲く生き様は多くの人の共感を呼ぶ。「雪に耐えて梅花麗し」とは、西郷隆盛が詠んだ漢詩の一節だ

寒風をついて今、東日本大震災から5年を前に、公明党宮城県本部が仮設住宅の入居者の声を受け止める5回目のアンケート(今回は災害公営住宅も対象)を実施している。これまでも、調査を通し風呂の追いだき機能追加や物置の設置など被災者に寄り添った対策を申し入れ、改善を進めてきた。村井嘉浩宮城県知事からは「きめ細かい提案は、公明党ならではのもの」「本当に素晴らしい取り組みだ」との声が寄せられている

さまざまな課題に真正面から向き合い、住民の思いを一つ一つ結実させる。地域の未来を開くために公明議員はひたむきに動き、走り抜いていく。  (紀)

 

公明新聞:2016年(平成28年)2月4日(木)付】


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