浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

田螺/今日の俳句 ≪第2083号≫

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≪2016年(平成28年)3月22日(火)≫(旧暦2/14)

 

 田螺鳴く二条御門の裏手かな
       河東碧梧桐

 月の出のおそきをなげく田螺かな
      久保田万太郎

 大田螺種田山頭火と似たり
         大串章

 晩年や田螺つぶやき蜷呆け
       百合山羽公

 白鳳の塔の真下の田螺かな
        富岡計次

 

※ 田螺田螺鳴く・田螺
 タニシ科の淡水産巻貝の総称。殻は卵形で蝸牛を少し大きくしたような形をしている。空は黒色。冬の間は池や田の泥中に生息しているが春になると、いわゆる田螺の道を作りながら水田などの泥の表面を這う姿が見かけられる。

【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】

 

 

 

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       ※☆*わが友に贈る*☆※


  いかなる試練も

  必ず乗り越えられる!

  信仰とは不屈の力だ。

  強盛なる祈りで

  わが胸に希望の旭日を!

 

       2016年3月22日

 


       ※☆*寸 鉄*☆※


 人類の為、社会の為に活躍する若人を育てるのだ―恩師。人材育成に総力

      ◇

 正義を創る事でのみ平和は生まれる―哲人。仏縁拡大こそ。いざ友の元へ

      ◇

 転入・転出の友に温かな声掛けを。創価家族の励ましが新たな飛躍の力に

      ◇

 米国大統領が88年ぶりにキューバを訪問。直接対話こそ新時代創出の直道

      ◇

 世界水の日。持続可能な未来へ水資源は最重要。日本が先進技術で貢献を

 

聖教新聞:2016年(平成28年)3月22日(火)付】

 

      ※☆*名字の言*※

 

中国雑技団の民音公演“輝け! パンダ・マスター”が好評を博している。今回の公演の魅力は、雑技では珍しい、ストーリー性をもたせた構成にある

雑技団には2年前、ラスベガスで喝采を浴びた演目があった。しかし、民音公演にはあえて新演目で臨みたいと、中国屈指の演出家を招聘。一から脚本を練り、推敲を重ね、世界初公開となる演目を携えて来日した

2010年、同団は民音創立者の池田名誉会長に「最高顧問」称号を贈った。同団が民音公演に力を注ぐ理由の一つに、こんな話もある。前回の来日で、ある地域を訪れた時のこと。観客から、“人生に絶望していましたが、人間の限界に挑む技を見て、生きる勇気が湧きました”との声をもらったという

前回、今回の公演で芸術監督を務める孫力力副団長は語る。「雑技は大道芸のような扱いを受けることもありますが、新たな使命を教わり、目の覚める思いでした。6年間、世界各地で演じる際、このことを団員と確認してきました」

名誉会長は高松公演に寄せて「民衆の大地で磨き上げられた文化には、国を超えて人々の心を打ち、勇気を贈るエネルギーがあります」とつづった(「四国新聞」今月5日付)。生命を鼓舞し、人と人を結ぶ舞台の大成功を祈る。(暫)


聖教新聞:2016年(平成28年)3月22日(火)付】


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