浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

栄螺/今日の俳句 ≪第2091号≫

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≪2016年(平成28年)3月30日(水)≫(旧暦2/22)


 しんかんと栄螺の籠の十ばかり
          飯田龍太

 おばちやんと呼びとめられて買ふ栄螺
          富沢敏子

 生栄螺しこしこ噛んで夜の怒涛
         鈴木真砂女

 海女の投げくれし栄螺を土産とす
加藤三七子

 どこ置いても栄螺の殻は安定す
         加倉井秋を


※ 栄螺(さざえ)・つぶ・拳螺(さざえ)。
 壷焼でその味と形を賞味される。暗青色、拳状の巻貝で、六段の螺層がある。
 波の荒い外海のものは外側にいかめしい刺が二列になって突き出、内海のものは刺が短く一列、または全く刺がない。
 多く岬角、海底の岩礁に棲息する。殻は貝ボタンや細工物に利用され、江の島二見ヶ浦などで名物にしている。  →壷焼き。 

【「新版・俳句歳時記/第四版/監修・桂信子ほか」(雄山閣)より転載】

 


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       ※☆*わが友に贈る*☆※


  転入した友を

  温かく迎えよう!

  皆が大切な創価家族だ。

  真心の励ましで

  希望の前進を共に!

 

       2016年3月30日

 

       ※☆*寸 鉄*☆※


 創価の運動は人間の可能性を花開かせる―博士。生命尊厳の大哲学を発信

      ◇

 中国方面「師弟正義の日」開拓魂を胸に青年が拡大に先駆!新たな歴史築け

      ◇

 人を育てなさい。それには君自身が戦うことだ―恩師。自他共の成長が鍵

      ◇

 新年度に向け、学業や仕事の目標を明確に。清新な息吹と決意で新出発を

      ◇

 飲酒運転は絶対に禁止。油断、慢心が事故の因に。僅かな「心の隙」を戒めよ


聖教新聞:2016年(平成28年)3月30日(水)付】

 

      ※☆*名字の言*※

 

恩に関する言葉の一つに「学恩」がある。教師に限らず、青春時代にお世話になった人々との思い出は色あせない

「涙が止まりませんでした……」。今月23日に東京の総本部で行われた日中友好青年大会の後、目を潤ませる出席者がいた。中華全国青年連合会(全青連)代表団の孟洋副秘書長である

会合では、池田名誉会長が中国の青年たちと懇談し、励ましてきた姿が映像で紹介された。「留学生に対して池田先生から度重なるご伝言・激励を頂いたことを思い出し、心の底から感動しました」。孟洋副秘書長はかつて、創価大学に留学していた。今、全青連の国際部副部長を務める

日中国交正常化後の1975年春、創大は、新中国から初の正式な留学生を受け入れた。創立者の名誉会長は寮生に伝言した。「標準語で話してほしい」。寮には関西出身の学生が多かった。日中友好の舞台に羽ばたく留学生が標準語を覚えられるように、との配慮だった。こうしたこまやかで、深い心遣いを胸に、留学生たちは多彩な立場で活躍している

会合で全青連代表団の魯亜団長は「学会青年部の情熱を感じました。帰国したら中国の青年に伝えたい」と顔を上気させた。心を揺さぶるのは心。真心は、声、表情、振る舞いに表れ、相手に必ず届く。(肇)


聖教新聞:2016年(平成28年)3月30日(水)付】


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