麦の秋/今日の俳句 ≪第2135号≫
≪2016年(平成28年)5月13日(金)≫(旧暦4/7)
麦秋の星白雲にひそみけり
西村公鳳
すぐそことずつと遠くが麦の秋
加倉井秋を
上空が渦巻いており麦の秋
五島高資
家々を時報とびだす麦の秋
片山由美子
※ 麦の秋・麦秋・麦刈
麦が熟する初夏のころをいい、五~六月ごろにあたる。「百日の蒔き期に三日の刈り旬」というように麦刈りの時期は梅雨を控えて短く、農家の人たちは忙しく立ち働かなければならない。
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】
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※☆*わが友に贈る*☆※
リーダーは率先し
広布の最前線へ!
満々たる生命力で
地区・支部の隅々に
信心の息吹を伝えよ!
2016年5月13日
※☆*寸 鉄*☆※
創価の信仰は自身の心を変革して他者の心を開く―博士。人間革命の大道
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壮年部「太陽会」「敢闘会」が各地で躍動!百戦錬磨の模範の勇者に皆が喝采
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「形式ではない。御本尊へ本当の心でぶつかれ」恩師。題目根本の賢者に
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仏法は永遠の希望の光。「今ここから!」「さあ前へ!」と本因妙の挑戦を
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スマホの発火・発熱事故多発!誤使用や不注意が原因と。取り扱いを確認
【聖教新聞:2016年(平成28年)5月13日(金)付】
※☆*名字の言*※
心結ばれた関係にありながら、対面していなかった2人が、初めて会ったのは異国のロンドンだった。「荒城の月」を作詞した土井晩翠と、曲を付けた滝廉太郎である
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廉太郎は将来を嘱望され、ドイツの音楽学校に留学したが、病を患い、失意の帰国の途中だった。名曲を世に送った仲だけに、晩翠は、意気消沈する廉太郎を心から励ました(西原康著『滝廉太郎』潮出版社)
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同曲を構想する際、晩翠は故郷・仙台の青葉城址や福島の若松城(鶴ケ城)などを、廉太郎は子ども時代を過ごした大分・竹田の岡城址を思い浮かべたという。共に自身を育んでくれた地の情景から創作し、それが融合して、不朽の楽曲は生まれた
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東北で誕生した学会歌に「新世紀の歌」がある。その作曲者が言っていた。「東北の心を如実に表し、長く愛される曲をと考えた時、心に鳴り響き、発想の源となったのは『荒城の月』だった」と。この名曲にもまた、東北と九州の縁がある
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熊本地震から、あすで1カ月。熊本城が損傷し、岡城址の石垣にも、たわみが生じたという。東日本大震災では、青葉城址の石垣も被災したが、近年、復旧を果たした。ふるさとの城が再びの雄姿を見せる日を目指しつつ、九州の友が復興に立ち上がることを祈り、応援しよう。(代)
【聖教新聞:2016年(平成28年)5月13日(金)≫付】
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【コラム「北斗七星】
公明新聞:2016年5月12日(木)付
「宇宙から地球を眺める」。少年時代に抱いた夢を三十数年かけて叶えた油井亀美也さんが人生の指針にしている言葉がある。「今やるべきことに全力で頑張れ! そうすれば道が開ける。選択肢の幅が広がる」
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経済的な事情で給与を得ながら勉強できる防衛大学校に通っている時に出会った先輩からのアドバイスだ。油井さんはこの励ましに支えられ、夢を諦めずに眼前の課題に挑み自衛官初の宇宙飛行士に
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ゴールデンウイーク明けぐらいから、社会に船出したフレッシュマンが「イメージしていた仕事や職場と違う」などと漠然とした不安に襲われることがある。理想と現実のギャップに衝撃を受ける「リアリティー・ショック」と呼ばれるもので、この時期は6割以上が感じているとの調査もある。概念を提唱した米国の組織心理学者ヒューズは「上司や同僚との関係性から生じる」という
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近年、新たな人材育成法として、年齢の近い先輩がメンター(よき助言者)として相談相手になる制度を導入する企業が増えつつある。気軽に相談できることで、新入社員のストレスが軽減されて定着率の向上につながる一方、先輩自身の「聴く力」を磨く相乗効果を生んでいるとの事例もある
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身近な先輩の存在は欠かせない。共に悩み励ます中に挑戦の意欲を引き出す契機がある。(紀)