浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

山桜桃(ゆすら)の花/今日の俳句 

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≪2016年(平成28年)5月23日(月)≫(旧暦4/17)

 

 

 ゆすら花いつ散りしかも葉の青し
         細見綾子

 太陽に嬉々とゆすらの返り花
        野見山朱鳥

 ゆすら花いつ散りしかも葉の青し
         細見綾子

 日あたりてぬくき素足やゆすら咲く
         日野草城

 野の恋や梅桃をわかちあふことも
        伊丹三樹彦


※ 山桜桃(ゆすら)の花・英桃(ゆすら)
 バラ科の落葉低木。中国原産で江戸時代に日本に伝わった。高さは約三メートルになる。春、白または淡紅色の梅に似た花をつける。果実は食用となる。
山桜桃の実


【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】

 

 

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       ※☆*今週のことば*☆※

 

  広布は正義の言論戦だ!

  ひるまぬ勇気だ。

  心を揺さぶる確信だ。

  声を惜しまず

  朗らかに語り切れ!


       2016年5月23日

 

 

       ※☆*寸 鉄*☆※


 南米から顕彰。創価の師弟の平和行動に大喝采。わが地域にも信頼の旗を

      ◇

 北海道婦人部が記念月間三代城の誉れ高く前進!幸福と勝利の連帯を拡大

      ◇

 「日蓮が弟子等は臆病にては叶うべからず」。信心即勇気。自身の殻を破れ

      ◇

 真剣な朝の勤行・唱題から出発。日々、一念を革新し弾む生命で友のもとへ

      ◇

 世界人道会議が今日開幕SGIも参加。民衆の声で人道競争の時代を建設

 

聖教新聞:2016年(平成28年)5月23日(月)付】

 

 

      ※☆*名字の言*※

 

ホロコーストユダヤ人大虐殺)を生き残った中の82%の人が、収容所で餓死寸前という絶望的な状況でも、わずかな食料を分け合うなどして、周囲を助けたいと思っていた。『スタンフォードのストレスを力に変える教科書』(大和書房)に載った話だ

著者で、米スタンフォード大学の心理学者ケリー・マクゴニガル氏は記す。「あなたがなにかで無力感をおぼえたときに、周りの人の役に立つことを自分から進んで行えば、やる気を失わずに、楽観的でいることができます」(神崎朗子訳)

現代は「無縁社会」といわれて久しい。誰とも口を利かない。困っている人も見て見ぬふり。そんな無関心の態度は、周りだけでなく、自分の生きる力も奪っていく

神奈川の男子部員は数年前、突発性難聴で右耳の聴力を失った。気落ちしないはずはない。だが彼は「聞こえにくい分、しっかり顔を見て話し、相手のことを知ろう」と前向きに捉えた。そして学会活動で同志と関わる中で、悩みと格闘しながら明るく生きる皆の姿に、希望をもらったという

「『人のため』に行動する時、その時に、自分自身の生命の泉も蘇生していく」と池田SGI会長。ここに「菩薩道の妙」がある、と。自他共の幸福のために、きょうも励ましの最前線へ。(聖)


聖教新聞:2016年(平成28年)5月23日(月)≫付】

 

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