浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

梅雨/今日の俳句 ≪第2160号≫

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≪2016年(平成28年)6月7日(火)≫(旧暦5/3)

 


 四万十川(しまんと)に白波を見ず梅雨曇
        桂 信子

 馬洗ふ梅雨のすげ笠最上川
        細見綾子

 子規庵に靴の並びし梅雨晴間
        小倉喜郎

 「くずきりあります」鍵善良房梅雨滂沱(ぼうだ)
        楠本憲吉

 自動扉の今日の地下鉄梅雨に入る
        立岩利夫

 

※ 梅雨・梅雨(ばいう)・黴雨・荒梅雨・梅雨夕焼・梅雨曇り
 暦の上では六月十一日ごろの入梅から三十日間の期間をさすが、実際には梅雨前線は六月初旬から北上し始め、各地にじめじめした霖雨をもたらす。北の寒冷高気圧と南の温暖高気圧との境にできる前線が停滞して生じる東アジア独特の雨季だが、北海道にはまれにしか現れない


【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】

 


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       ※☆*わが友に贈る*☆※


  不屈の魂が燃える

  火の国・大九州の友よ!

  先駆の誉れも高く

  「いざ楽し」と

  広布の山を登りゆけ!


        2016年)6月7日

 

       ※☆*寸 鉄*☆※


 御書「地走る者の王たり師子王のごとし」。青年よダイナミックに走り語れ
      ◇
 宮城・山形・福島の友が不撓不屈の勇戦!列島に歓喜呼ぶ民衆勝利の旗を
      ◇
 きょう高等部結成の日。君達の舞台は世界!前途洋々の未来へ学びに学べ
      ◇
 熊本に仮設住宅完成。過去の教訓から敷地に談話室も。心支える施策更に
      ◇
 自転車の傘差し運転は危険。規則を厳守し、安全第一で。梅雨入りの今こそ


聖教新聞:2016年(平成28年))6月7日(火)付】

 

 

      ※☆*名字の言*※

 

池田SGI会長とも親交のあった脚本家・松山善三さんと女優・高峰秀子さん夫妻。結婚当初、高峰さんは映画1本100万円の大スター、松山さんは月給1万円余りの無名の助監督だった

“この女性に見合う男にならねば”。松山さんは猛然と脚本を書いた。結核を患いながらも仕事に向かう夫を、高峰さんも口述筆記をして支えた。20年後、収入は同等になった。名脚本家となった松山さんが後年、今度は、女優を引退した妻を支えた

昨年末、本紙配達員を務める名古屋の婦人が、くも膜下出血で倒れた。命も危ぶまれ、夫は懸命に御本尊に向かった。祈る中、“妻の分まで”との思いが募り、配達員になることを願い出た

一軒一軒、配達していると、日々、けなげに広布の道を走ってきた妻への尊敬と感謝の念が湧いた。“今度はおれの番だ。おれの祈りで助ける番だ”。婦人の体調は快方へ向かい、3週間後には医師も驚くほど元気な姿で退院。後日、夫婦そろって参加した座談会で、広布の誓いを述べた

互いに異なる環境、文化のもとで育った夫婦は、家族であると同時に、“最も身近な他者”でもある。常に寄り添い、守り合うとともに、互いの成長へ切磋琢磨し合う関係であれば、人生はもっと素晴らしいものになる。(靖)

 

聖教新聞:2016年(平成28年))6月7日(火)≫付】

 

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【コラム「北斗七星」】

公明新聞:2016年6月6日(月)付

「ロングフライト血栓症に注意しましょう!」。同血栓症はいわゆるエコノミークラス症候群のこと。名古屋市は災害救助用毛布(18万4600枚備蓄)の袋一つ一つに、この呼び掛けと、同血栓症の発生を防ぐ注意事項を記載。先日、公明党愛知県本部が愛知県腎臓病協議会との懇談会で、エコノミークラス症候群の対策強化を求める要望を受けた際、紹介した

というのも、推進したのは公明党の女性市議。議会質問で、同症候群による死亡者を出した中越地震(2004年)の教訓を生かし、地域防災計画に同症候群の対策を定めておくべきと主張。この提言を受け市は避難所運営マニュアルに注意喚起を掲載し、昨年度から災害救助用毛布の袋にも記載したもの

名古屋市の別の公明女性市議は月刊『公明』を読み、学んだことを議会質問に反映。先の2月議会では『公明』3月号の特集「いま必要な『子育て支援』とは」を参考に、ひとり親家庭に情報や支援が届きにくい現状の改善を求め、相談事業の拡充を推進した

「専門家が寄稿する月刊公明は政策を勉強でき、私の宝」と語る同市議は、知人にも一読を勧め、その知人は「読み応えがある」と愛読してくれているという

現場の課題解決へ政策を研究し、結果を出す公明党の活躍を語り、信頼を広げたい。(典)