浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

蜜柑の花/今日の俳句 ≪第2178号≫

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≪2016年(平成28年)6月25日(土)≫(旧暦5/21)

 

 ふるさとはみかんのはなのにほうとき   種田山頭火

 花みかん瀬戸海流は争はず         鷹羽狩行

 花みかん潜水艦の来てをりぬ        松下章子

 ひとり住めば夜の濃くなる花蜜柑     つじ加代子

 託児所はこの裏通り花みかん       柴田志津子


※ 蜜柑の花・花蜜柑
 普通は温州蜜柑をさし、日本でできた常緑潅木性の柑橘で、現在では西日本の暖地に広く栽培され支持丘・和歌山・愛媛・広島などは産地として知られている。。柑橘類の中ではやや小形だが、3メートル程となり葉は楕円形で大きく濃緑である。5・6月頃、葉の間に香り高い白色五弁の小花を多数つける。雌蕊は長く、雄蕊の先に突き出ている。蜜柑山の花盛りは甘い香りがただよう。
→青蜜柑(秋)・蜜柑(冬)。

【「新版・俳句歳時記/第四版/監修・桂信子ほか」(雄山閣)より転載】

 

 


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       ※☆*わが友に贈る*☆※

 

 信心とは自分への

 限りなき挑戦だ。

 向上への不屈の精神だ。

 苦しい時こそ

 一歩前へと踏み出せ!
       

      2016年6月25日

 

       ※☆*寸 鉄*☆※


 「大闇をば日輪やぶる」。勇気の声が未来への希望の光。共に新時代を建設
      ◇
 愛知壮年部が執念の猛攻撃!堅塁の気概は我らの心に。雄々しく勝ち捲れ
      ◇
 団地部の日。尊き地域貢献の勇者よ!わが使命の舞台で信頼の灯台と輝け
      ◇
 相次ぐ個人情報の流出。携帯・書類等の置き忘れにも注意。危機意識高く
      ◇
 哲学なき政党は基礎のない建物―識者。立党の大精神貫く公明は日本の柱

 


聖教新聞:2016年(平成28年)6月25日(土)付】

 

 

      ※☆*名字の言*※

 

「地球規模(グローバル)で考え、地域(ローカル)に根差して行動する」大切さが叫ばれて久しい。近年は「グローカル」という造語も使われている

牧口初代会長は110年以上前、大著『人生地理学』で、身近な郷土観察から世界へ視野を広げるよう訴えた。人間は「世界民」の自覚を持つべきだ、と。その先見性に着目する学識者が世界に広がっている

米国デポール大学の「池田大作教育研究所」で、一人の若い研究者に出会った。教師として働く彼は、制度や風習に縛られる教育現場の実情を憂い、子どもの可能性を最大限に伸ばす教育哲学を模索。その中で出あった牧口会長の著作に答えを見いだした。学者で、実践者でもあった牧口会長の思想は、現代にも当てはまるものばかりと、彼は言う。同大学は全米最大のカトリック系大学だが、創価教育に関する修士課程の開設も決定している

戸田第2代会長は冷戦下に「地球民族主義」を提唱した。初代・第2代会長の世界市民育成の理念を、SGI会長は、創価教育の学舎を創立して具現化した

開学45周年の創価大学は54カ国・地域の大学と交流。アメリカ創価大学は開学15周年。「グローカル」に平和と幸福の価値を創造しゆく人材が、陸続と躍り出る時代を迎えている。(蹴)

 

聖教新聞:2016年(平成28年)6月25日(土)付】

 

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