浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

青鷺/今日の俳句 ≪第2181号≫

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≪2016年(平成28年)6月28日(火)≫(旧暦5/24)

 

 青鷺の叱と鳴きつゝけふの月     服部嵐雪

 青鷺や闇のどこかが濡れてをり    加藤楸邨

 青鷺はさみしき空を水に統ぶ     北 光星  

 青鷺や水に浮びし后陵        大島民郎

 青鷺のはるかなる視野しぐれけり   上野さち子


※ 青鷺
 日本のサギ類の中では最も大型で、背面が青灰色。産卵期は四~五月。北海道・本州・四国・対馬で繁殖するが、北方のものは開きに南下し、冬季を過ごす。クァークァーと低い声で鳴き、ゆるく羽打ちながら飛ぶ。水辺や干潟に下りて、魚・蛙・貝・昆虫などを食べる。

【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】

 

 


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       ※☆*わが友に贈る*☆※

 

 常勝関西の新時代は

 不屈の兵庫から始まる!

 雄々しき「信心」と

 金城鉄壁の「団結」で

 栄光の旗を高々と翻せ!


      2016年6月28日

 

       ※☆*寸 鉄*☆※


 SGIの「開かれた精神性」は現代社会で際立つ―識者。平和の基は対話
      ◇
 大関東は一つ!埼玉・千葉・茨城・群馬・栃木よ炎の敢闘精神で攻め勝て
      ◇
 「ほめられぬれば我が身の損ずるをも・かへりみず」。奮闘の友をたたえよ
      ◇
 自治体の防災計画、住民の参画が重要―有識者。自助・共助・公助の連携で
      ◇
 10代有権者の約7割「政治への関心高まった」と。旺盛な批判精神で監視を

 


聖教新聞:2016年(平成28年)6月28日(火)付】

 

 

      ※☆*名字の言*※

 

「東洋における居留地として最もよく設計された美しい街」――神戸市の街並みについて、明治初期の英字新聞には高い評価が記されている。1868年の神戸港開港とともに、外国人の居留地が造られた。当時の面影を伝える建築物が多く現存する

開港後、来航者の増加に伴い、居留地以外にも、外国人住宅ができた。その多くは戦火によって失われたが、中央区北野に残る異人館街は、国際都市・神戸の象徴としてにぎわっている

その近くで長年、広布の活動に励むインド出身の婦人がいる。入会6年後の1979年2月、池田SGI会長のインド訪問に通訳として随行。“インドの顔として頑張るんだよ”との激励を胸に、インド広布を真剣に祈りつつ、日本在住の友人らに仏法対話を続けてきた

今、婦人の友人が数多くインドの地で入会し、来日の折には神戸を訪ねてくるという。時には座談会にもゲスト参加。その求道の姿は、地域の同志の大きな励みになっている。「池田先生の死身弘法の行動によって、世界広布が同時進行する時代が到来したと実感します」と話す婦人の言葉には説得力があった

SGI会長が「世界の神戸」とたたえた街。その一角に、世界広布新時代の鼓動が、高らかに響いている。(芯)

 

聖教新聞:2016年(平成28年)6月28日(火)付】

 

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【コラム「北斗七星」】

公明新聞:2016年6月27日(月)付

多くの人を無事、目的地へと運ぶには、隙のない態勢の整備が不可欠である。空港は、その代表的事例の一つだ。わずかな見落としが大事故につながるだけに、対策は微に入り細にわたっている

例えば主要空港では、気象庁が「ドップラーレーダー」と呼ばれる特殊な観測装置を配備。意外なものを見張っている。空気中に含まれる微細な塵と、昆虫の動きだ。航空機にダメージを与える突風や下降気流を察知するためらしい。古川武彦著『気象庁物語』(中公新書)で知った

純利益、売上高、外国人利用客数など各部門で業績好調な関西国際空港。人工島にある同空港では猟犬に加え、タカやハヤブサといった猛禽類の力も借りている。航空機と鳥が衝突する「バードストライク」を減らすためで、渡り鳥を追い払い、繁殖を阻止しようという算段である

バードストライクによってエンジンが鳥を吸い込むと、大事故につながりかねない。同空港では禽獣導入後、バードストライクの発生件数が半減していると聞く。隙を見逃すまいとの決意と細心の知恵が見て取れる

各紙が参院選序盤情勢を一斉に報じた。一喜一憂すれば、心に隙が生まれ、態勢にほころびが出てくる。4割程度の人が誰に投票するか、まだ決めていないという(毎日)。これからが勝負だ。「背水の陣」で競り勝ちたい。(田)