浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

大瑠璃/今日の俳句 ≪第2183号≫

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≪2016年(平成28年)6月30日(木)≫(旧暦5/26)

 

 この沢やいま大瑠璃鳥のこゑひとつ    水原秋櫻子

 大瑠璃鳥や白灯台に灘の照り       岡部六弥太

 オオルリの恋のはじまり青まだ      豊田ささお

 行きし瑠璃鳥またかへしきぬ山葵沢    橋本鶏二

 風入るる藤村旧居瑠璃鳥のこゑ      堀口星眠


※ 大瑠璃
 ヒタキ科の夏鳥。その渡来は比較的早く四月中旬日本へ来て囀る。大きさは雀ぐらいで、雄の背面は目の覚めるような瑠璃色だが、雌は背面が茶褐色でさして美しくない。繁殖期は五ー七月ごろ。高く澄んだ美声でピールリと囀り続け、ジュッジュッという軋み声を混ぜる。その声が良いので、古くから鶯・駒鳥とともに三鳴鳥といわれている。

【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】

 


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       ※☆*わが友に贈る*☆※

 地道な労作業が

 偉大なる歴史を創る。

 ゆえに今日も

 少しでも前へ!

 わが責任を果たしゆけ!

       

      2016年6月30日

 

       ※☆*寸 鉄*☆※


 「法華経は大音声」「題目は大音声」御書。今こそ大確信の祈りで勝ち進め
      ◇
 兵庫婦人部・女子部が対話拡大に疾駆!無敵のスクラムで勝利の門を開け
      ◇
 学生部結成記念日。正義が輝く時代へ吼えよ!民衆厳護の旗持つ革命児よ
      ◇
 2030年までに乳幼児6900万人死亡―予測国連中心の支援強化必須
      ◇
 掲示板の「炎上」は少人数で何度も書込―対策必要と識者。健全な言論、皆で

 

 

聖教新聞:2016年(平成28年)6月30日(木)付】

 

 

      ※☆*名字の言*※


訪日客の増加などで英語ブーム再来という。“英会話から、英対話へ”――ある英語教室の広告が目に留まった

会話と対話は違う。「会話」とは、言葉を投げ合う雰囲気の中で漠然と互いを理解すること。一方、「対話」は、他者との「差異」を大切にして他者の重みをしっかり捉えること。哲学者・中島義道氏にそういう趣旨の文があった(『「思いやり」という暴力』PHP文庫)

ある男子部の友が、会社をリストラされた同志を励ました。だが「俺の気持ちなんか分かりっこない!」と心を閉ざされてしまう。少しでも力になりたいと、求人情報を集めるうち、男子部の友は、彼が働いていた業界の、労働条件の厳しさを知った。仕事着のまま、会合に駆け付けていた姿を思い出し、胸を熱くした

再び彼を訪ねた時、掛ける一言一言の重みは、おのずと違った。彼の表情は一変し、対話は深まった。希望の就職を果たし、再び創価の陣列に加わった

「対」には「こたえる」との字義がある(『字通』)。通り一遍の言葉でなく、「差異」を受け止め、理解しよう、応えようとする誠実が、「対話」を実りあるものにする。「真の対話は、他者の尊極の生命に対する敬意から始まる」とは、池田SGI会長の指導である。(江)

 

聖教新聞:2016年(平成28年)6月30日(木)付】

 

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【コラム「北斗七星」】

公明新聞:2016年6月29日(水)付

元海軍の祖父が腕を押さえて語った姿を覚えているという。「空からの弾が当たってしまったんだよ」。沖縄県金武町立金武小学校6年の仲間里咲さん。沖縄戦から71年の慰霊の日(23日)の追悼式で、今は亡き祖父に祈りを込め、沖縄の方言を交えて詩を朗読した。「平和ぬ世界どぅ大切(平和の世界こそ大切)」と

仲間さんは空飛ぶオスプレイを見て「今は平和なのか」と考えるという。後を絶たない米軍関係の事件・事故。4月には米軍属の女性暴行殺人事件も発生した

同事件を受け公明党は、直ちに在沖縄米軍基地調査ワーキングチーム(WT)を設置。基地の実態調査を行い、日米地位協定の見直しも視野に提言をまとめる方針だ。斉藤鉄夫WT座長は「沖縄の歴史を変えるような提言に」と意気込む

あす30日は、児童12人(1人は後遺症で死去)を含む18人が犠牲となった宮森小学校米軍機墜落事故(うるま市)から57年。再び沖縄は鎮魂の祈りに包まれる。「二度と米軍関係の事件を起こさせない」。公明党の新たな闘いが始まった

基地に反対するだけでは平和は訪れない。「平和には備えを固め、争いを起こさない仕組みを整え、課題は対話で解決するのが大事だ」(山口那津男代表)。参院選で訴えたい。「平和の世界を築くには公明党の存在こそ大切」。(治)