浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

青葉木菟/今日の俳句 ≪第2188号≫

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≪2016年(平成28年)7月5日(火)≫(旧暦6/2)

 

 人の世の海山澄めと青葉木菟        多田裕計

 水甕据ゑ住居せし頃青葉木菟        村越化石

 恋の句の一つもなしよ青葉木菟       高島 茂

 青葉木菟死ぬときの声誰も噫々       八田木枯

 手紙よく書きたるむかし青葉木菟      片山由美子

 

※ 青葉木菟
 フクロウ科の鳥で、青葉となる五月頃南から渡ってくる夏鳥。鳩と同じくらいの大きさで、夜、ホーホーと二声づつ続けて鳴くので「二声鳥」という名もある。背は黒褐色、腹面は白色に黒褐色の縦斑がある。耳のような羽角がなく丸い顔をしているので木菟の名がある。都会や近郊の森でも、欅のような大木の洞に巣を作る。俳句に詠まれるようになったのは昭和の初め頃からである。

【「新版・俳句歳時記/第四版/監修・桂信子ほか」(雄山閣)より転載】

 

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       ※☆*わが友に贈る*☆※


 愛する大関西よ
 不可能を可能にする
 言論の大闘争を今こそ!
 師弟原点の7月を
 断じて勝ち飾れ!

      2016年7月5日

 


       ※☆*寸 鉄*☆※

 SGIの慈悲の精神と人道的努力こそ希望の光―市長。平和建設への挑戦
      ◇
 大埼玉よ今こそ一気に驀進だ。民衆の力は無限!執念の反転攻勢で凱歌を
      ◇
 先駆の九州・福岡が渾身の猛追!ここが天王山。団結で勝利の決定打放て
      ◇
 北海道よ、東北よ、本領発揮の時!信念の対話で栄光の大旗を打ち立てよ
      ◇
 熱中症の死亡事故、9割が屋内で発生と。冷房利用や水分・塩分補給賢く

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聖教新聞:2016年(平成28年)7月5日(火)付】

 

 

      ※☆*名字の言*※


7月は「青年の月」。男子部は11日、女子部は19日に結成記念日を迎える。両部とも結成65周年の佳節で、青年たちは意気軒高だ

若いというだけで、いかに恵まれていることか。こんなエピソードがある。70歳の文豪が青年に言った。「君は若い、若いということは幸せなことだ」。青年が“全てに例外はあり自分は例外です”と答えると、文豪は厳しい表情を浮かべた

「そんないいかたを、私はだれからも聴きたくない。とくに若いひとからは絶対に」「そんないいかたは、欲ばりと無気力とを同時にしめしている。人生をみじめにし、行動する気力を弱めるものだ」。文豪とは、かのゲーテであった(ビーダーマン編、菊池栄一訳『ゲーテ対話録Ⅱ』白水社

人間の可能性は無限のはずだが、「自分には力がない」と決めつけると、本当に力が出せなくなってしまう。自分で自分の可能性を閉ざしてしまう愚かさを、ゲーテは戒めたのではないか。そして、ゲーテ自身が詩人、作家、自然科学者、政治家など多分野で活躍し、人間の無限の可能性を示した「行動の人」だった

一人の人間の可能性と尊貴さを極限まで説いたのが法華経である。この希望の哲学に生きる私たちが、自身の姿でそれを証明し、社会に広げていこう。(側)

 

聖教新聞:2016年(平成28年)7月5日(火)付】

 

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【コラム「北斗七星」】

公明新聞:2016年7月4日(月)付

2010年以降に計4回行われた国政選挙の投票率は、全て50%台で低投票率が問題になっているが、年代別で最低が続く20代は特に深刻(前回参院選は33.4%)だ。「18歳選挙権」が初めて適用される今回の参院選でも、とりわけ若い世代の低投票率が懸念されている

それだけに、政治への関心が低い若い有権者には、どの党が、どの候補者が若者に光を当て、希望ある日本の未来を開いていく「政策実現力」があるのかを丁寧に語り、政治参加を求めていきたい

この点、公明党には若者の願いを叶えた多彩な実績がある。若者が就職の相談や支援を1カ所で受けられるジョブカフェや、携帯番号のポータビリティー制度、女性専用車両の導入・拡大。これらは公明党の青年党員、支持者による署名運動が実を結んだ一例だ

今回の参院選重点政策でも、党青年委員会が政策アンケート「ボイス・アクション」で集めた1000万人以上の声を基に、非正規雇用の待遇改善、幼児教育の無償化、無料で使える公衆無線LANの整備などを提唱。公明党が長年リードしてきた奨学金では、返済不要の給付型奨学金の創設や無利子奨学金の拡充を盛り込んでいる

公明党参院選に勝利すれば、こうした政策は実現へ大きく前進する。このことを果敢に訴え、若者の心を開く「新たな1票」の拡大に走り抜こう!(翼)