浮巣/今日の俳句 ≪第2191号≫
≪2016年(平成28年)7月8日(金)≫(旧暦6/5)
浮巣まで竿のとどかぬ夕水輪 桂 信子
浮巣より昏れて人絶ゆ奈良盆地 杉本雷造
雨降れば雨の白さを鳰浮巣 加古宗也
鳰の浮巣見に来て水を見てゐたる 水木夏子
この雨の百の浮巣を思ふなり 大峯あきら
※ 浮巣・鳰の浮巣・鳰の巣
鳰が沼や湖に掛ける巣のこと。水生植物の茎を支柱にして真菰・蓮・藻などを利用して逆円錐形に作る。水の増減に応じて巣も上下するので、鷭や水鶏の巣のようにめったに水中に沈むことはない。親鳥は外敵が近づくと水草や藻を卵の上にかぶせて外から見えないようにする。
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】
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※☆*わが友に贈る*☆※
言論こそ変革の力!
動き語った分だけ
正義の連帯は広がる。
「声仏事を為す」だ。
徹して真実を叫び抜け!
2016年7月8日
※☆*寸 鉄*☆※
学会の前進が世界の人々を平和・安穏・幸福に導く―博士。大目的へ一筋に
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兵庫が激戦!「負けたらあかん!」の常勝魂は炎の如く。断固勝ち上がれ
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大埼玉よ、断じて逆転勝利を!群を抜く団結力と攻撃精神で限界の壁砕け
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白蓮G命名50周年。師と共に歩む青春こそ誉れ。使命と福徳の花咲かせよ
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新有権者の投票意欲、家庭の影響大きい―調査。身近な大人が大事な模範
【聖教新聞:2016年(平成28年)7月8日(金)付】
※☆*名字の言*※
仕事や勉強などで、“もう少しで終わる”と意識すると、効率が落ちることがある。物事が達成できていないのに、“ゴールが見えた”と思うと、脳の血流が落ち、働きが鈍るという
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脳神経外科医の林成之氏は、北京五輪の競泳チームに、脳科学の見地から必勝法を伝授し、躍進に貢献したことで知られる。氏は、物事の達成の直前こそ、“ここからが本番だ”と意識し、「達成に向けて一気に駆け上がる」姿勢が必要で、そのために、“目標の130%を目指す”心で取り組むことが重要と指摘する(『脳に悪い7つの習慣』幻冬舎新書)
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中国由来のことわざにも「画竜点睛を欠く」とか「九仞の功を一簣に虧く」とあり、大詰めまで来ながら“最後の一手”をおろそかにして、積み重ねた労苦を無にする愚を戒めている
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御書は「譬えば鎌倉より京へは十二日の道なり、それを十一日余り歩をはこびて今一日に成りて歩をさしをきては何として都の月をば詠め候べき」(1440ページ)と、“いよいよの信心”を教えておられる
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100分の1秒を争う競泳では、選手はゴール板に“触れる”というより、突き指も覚悟して指をたたきつけると聞いたことがある。広布の山も、“130%の力”で決勝点へ駆け上がろう。(芯)
【聖教新聞:2016年(平成28年)7月8日(金)付】
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【コラム「北斗七星」】
公明新聞:2016年7月7日(木)付
妊娠、出産などを理由に、不当な扱いを受けるマタニティーハラスメント(マタハラ)。昨年度、都道府県に寄せられた相談件数は、前年度に比べて2割近くも増加し、過去最多。行政による是正指導件数も3倍程度増えた
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相談件数の増加は嘆かわしい現実だが、被害者の背中を押す環境を整えたのは公明党である。政治に届かなかった現場の声を受け止め、一昨年来、法整備への流れを主導してきた。これまで明らかにならなかった実態が社会に認知されるようになった
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若者を使い捨てるブラック企業を取り上げ、国政の場で一貫して対策強化を進めてきたのも公明党である。今国会では、その裏付けとなる若者雇用促進法が成立し、泣き寝入りを放置させない枠組みが仕上がった
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「日常から若者の声を反映させる制度を構築するという大事なところを重点政策に明記されたことは画期的」。こう語るのは、政治に若者の声を届ける活動を行っている日本若者協議会の富樫泰良代表理事。主要政党の参院選向け若者政策で、公明党を第1位に挙げた。最も頼りになる政党との評価である
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貴重な一票。悲嘆を希望に変えていけるのはどの政党か。参院選に挑む公明党は、新人候補も含め「大衆とともに」の立党精神がみなぎる。覚悟が違う。「人の痛みが分かる」政治家を、一人でも多く国政に送り出したい。(広)