鷭(ばん)/今日の俳句 ≪第2193号≫
≪2016年(平成28年)7月10日(日)≫(旧暦6/7)
喪の帯を解く鷭の声かぞえつつ 渋川京子
立ち去るや沼風に来る鷭のこゑ 及川 貞
鷭鳴いて船堀の船寝飽きたり 林 翔
朝の日に潜り出る鷭黒光り 飯島治蝶
鷭飛びて利根こゝらより大河めく 菅 裸馬
※ 鷭(ばん)
クイナ科で水鶏(くいな)よりやや肥満している。羽色は灰黒色。嘴の基部が赤い。尾を高く上げクルルーとかキュックと鳴きながら水面を巧みに泳ぐ。四~九月に、水辺の草の間に枯草を重ね皿形の巣を作り、五~十個の卵を産む。肉が美味で狩猟の対象とされる。同科に大鷭がいる。
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】
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※☆*わが友に贈る*☆※
我らの大願は
人類の幸福と安穏!
強き祈りと団結で
誇りに燃えて前へ!
民衆の凱歌を共々に!
2016年7月10日
※☆*寸 鉄*☆※
学会は粘り強い対話で平和と社会正義の心を開く―博士。宗教界の王者と
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「自己に打ち勝つ者こそ最も偉大な勝利者」哲人。わが栄光峰へ胸張り前進
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「熱中症予防強化月間」。水分・塩分補給は早めに小まめに。互いに声掛け
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各地で大雨。河川増水や土砂災害に警戒。無冠の友の皆様、絶対無事故で
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きょう参院選の投票日。日本の針路決する一票。有権者は責任ある選択を
【聖教新聞:2016年(平成28年)7月10日(日)付】
※☆*名字の言*※
リオ五輪の開幕まで1カ月を切った。1896年の第1回アテネ大会以来、続いている競技の一つに重量挙げがある
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体重制の競技で、バーベルを一気に頭上に引き上げ、立ち上がる「スナッチ」と、一度肩まで上げて立ち上がり、反動を使い頭上に差し上げる「クリーン&ジャーク」の2種目を、それぞれ3回ずつ行う。挙げた重さが同じ場合、体重の軽い選手の勝ちになるので、体重を10グラム単位で調整するという。己との極限の戦いでもある
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重量挙げ女子日本代表の監督の三宅義行氏は語る。「特に重要なのは、スナッチ一回目の最初の一・五秒です」(「第三文明」8月号)。1回目を失敗すると、それ以降、相手との駆け引きができず、勝負にならないからだ。4年間の苦労が、わずか1・5秒で決まる。勝負の厳しさを垣間見る思いがする
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陸上競技や競泳など、五輪に、わずか100分の1秒で勝敗が分かれる競技は多い。その一瞬のために、精神面も肉体面も、あらゆる準備を重ねて臨む。だからこそ、喜びも感動も大きい
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受験、就職の面接をはじめ、人生にも、ここという“正念場”がある。その日、その瞬間を目指して、悔いのない努力をし抜いた人に、結果への恐れはない。ただ己の全力を出し切るだけだ。(敬)
【聖教新聞:2016年(平成28年)7月10日(日)付】
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