浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

白靴/今日の俳句 ≪第2196号≫

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≪2016年(平成28年)7月13日(水)≫(旧暦6/10)

 

 九十九里浜に白靴提げて立つ   西東三鬼

 白靴や島に歩おろす医療班    赤堀五百里

 白靴や汚れやすきは税吏の身   大槻紀奴夫

 白靴に四十路まぶしき横断路   曲田泰子

 経験の多さうな白靴だこと    櫂未知子

 

※ 白靴
 夏は、服装が白系統になるので、靴も、白革または白ズック張りの短靴をはく人が多い。足の先がのぞくサンダル式のかろやかな靴もあり、またコンビネーションといって、白と黒または白と赤の色の交じり合った靴もある。

【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】

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       ※☆*わが友に贈る*☆※


 「いつも・たいせず
 信ずるなり」
 信行学の地道な実践が
 わが生命を鍛える。
 清流の信心を貫け!


      2016年7月13日

 

 

       ※☆*寸 鉄*☆※


 列島各地で勝利讃え合う座談会。広布の新時代は開けた!威風堂々と出発
      ◇
 岩手・三陸の日。不屈の魂で進む友は復興の太陽。地域に励ましの光を拡大
      ◇
 未来部が「E―1GP」に挑戦!語学は夢を叶える翼。各部一体で大応援
      ◇
 創価学会は人材の城でなくてはならない―恩師。皆が成長と向上の軌道を
      ◇
 水の事故が続発。危険箇所には近づくな。天候・体調にも留意。用心が第一

 

聖教新聞:2016年(平成28年)7月13日(水)付】

 

 

      ※☆*名字の言*※


コミュニティー(共同体)の研究で著名な米・マサチューセッツ工科大学のシーザー・マクドウェル博士が、共同体には二つの形があると述べていた。一つが、日々の生活を営む地域、もう一つが精神的なつながりに基づくものである。後者のような共同体は心の豊かさを生み、「自分らしさ」を発揮させると博士は言う(本紙4月8日付)

今夏で入会10年になる、東京の男子部員。学会に入って感じた変化の一つは、全ての人に感謝できるようになったことだという。両親が離婚し、かつては憎んでいた父にも、心を開ける自分になれた。父も学会理解者に変わった、と

病気や貧困の克服という目に見える実証もあるが、「自分が変わった」「成長した」実感がうれしい――これは海外でも共通して聞いた、近年の新入会者の声である

先の彼は、勤務する会社で巨大店舗の店長を任され、全国一の売り上げを達成。だが直後に、経営不振の店舗に異動を命じられる。悩んだが、同志の励ましに奮起し、心新たに業務に励んだ。そして店長として、売り上げの伸び率で日本一を成し遂げた

多様な背景、個性を持った人々が励まし合いながら心を磨く。それを仕事、生活の現場に生かしていく。学会はいわば、地球大の“精神的共同体”である。(蹴)


聖教新聞:2016年(平成28年)7月13日(水)付】

 

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【コラム「北斗七星」】

公明新聞:2016年7月12日(火)付

東京の原宿と言えば、誰もが知る若者の街。だが、これからの季節、原宿駅のホームに立つと、繁華街とは反対側に広がる神宮の森から時折、「カナカナカナ…」とヒグラシの鳴き声が聞こえてくる。大都会の真ん中でこんな自然の音色を耳にすると、何か得をしたような気持ちになる

この森の造営に携わった本多静六は、日本初の林学博士で「日本の公園の父」とも呼ばれている

本多は、東京の日比谷公園をはじめ、岡崎公園(愛知)、浜寺公園(大阪)、大濠公園(福岡)など、明治から昭和初期にかけて全国数百カ所の設計に携わった。その公園、森づくりは「100年先を見据えた」と評され、本多の手掛けた都市の公園は、現在も多くの人々に憩いと安らぎを与えている

また、本多は蓄財家としても成功したが、財産の大半を社会事業に寄付した。生まれ故郷の埼玉県では、贈られた資金を基に奨学金制度がつくられ、60年以上を経た今も学生の就学を支え続けている

公明党は今回の参院選を大勝利し、自公政権も引き続き確固たる政治基盤を与えられた。現在、日本は人口減少が進む中で、経済、福祉、外交・安全保障のあり方など、将来へ向けた多くの課題を抱えている。安定政権を志向した有権者の負託に応え、公明党は未来をじっくり見据え、確かな政治のかじ取りを期していきたい。(千)