浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

プール/今日の俳句 ≪第2200号≫

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≪2016年(平成28年)7月17日(日)≫(旧暦6/14)

 

 プール出しクラス全員したたれり      櫻井幹郎

 陽光のプールの底に触れてみる       津田このみ

 ゴムプール干して五箇山ぐらしかな     和田照海

 夜のプール水掻きまでもよく見えて     寺田良治

 折鶴をいじめつつ「どう、プールでも」   中原幸子

 
※ プール(Pool)
 水泳競技や練習、娯楽のため、人工的に作った水泳用の施設。水泳場。競泳用・水球用・飛び込み台を備えた飛び込み用などがある。一方、人工的に波の出る施設などを設けた娯楽用のプールも多く、若者や家族連れで大混雑することもしばしば。

【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】

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       ※☆*わが友に贈る*☆※


 会場提供の皆様に
 最大の感謝と御礼を!
 宝城ありて広布あり。
 皆で大切に守り
 地域に信頼を広げよう!


         2016年7月17日

 

 

       ※☆*寸 鉄*☆※


 「会長は先見性と実行力に富む模範の世界市民」元総長。後継よ勇み続け
      ◇
 全国で諸精霊追善法要。広宣流布への行動が最高の供養。福徳は三世永遠
      ◇
 「大阪大会」記念日。勝ってこそ正義は燦然。常勝の原点から、いざや前進
      ◇
 東西創価学園「栄光の日」皆が勉学王・友情王!創立者の心を胸に羽ばたけ
      ◇
 各地で気温上昇。適切な食事・睡眠・運動を。充実の一日を深き祈りで出発

 

聖教新聞:2016年(平成28年)7月17日(日)付】

 

 

      ※☆*名字の言*※


イチゴ農家の壮年から40年前の青年時代の話を聞いた。入会3年目のある日、座談会で自身の夢を語ることに。ためらっていると、多宝会の先輩から「ここで決意すれば、必ず信心で実現できるよ!」と加勢された。彼は心に秘めていた“夢のまた夢”を披歴した。「生きた証しとして本を出します」

とはいえ、文才があるわけでもない。農家の仕事も一年を通して忙しかった。「ずっと、この生活が続くだろうから、『夢』ではあるけど、かなうはずがないと思っていた」

ところが、東日本大震災による津波にのまれ、畑が壊滅。ずっと続くと思っていた生活は一変した。彼は、今後の生き方を考えた。出した結論は、「イチゴ栽培を再開し、地域を再興させる」。その思いを、仲間と共に実現していった

震災3年後、彼の1000日に及ぶ苦闘の足跡が一冊の本にまとめられた(『いちご畑をもう一度』潮出版社)。また、宮城県の中学生が震災と防災を学ぶ、本年度の副読本には、彼の復興の軌跡をつづった体験が掲載された

闇が深ければ深いほど、暁は近い。そう決めて、全く光の見えないような逆境の中で、自らの胸中に希望の太陽を昇らせていけるかどうか。夢を夢で終わらせない忍耐と執念――ここに信仰の真価は光る。(白)


聖教新聞:2016年(平成28年)7月17日(日)付】

 

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