浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

青山椒/今日の俳句 ≪第2202号≫

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≪2016年(平成28年)7月19日(火)≫(旧暦6/16)
※新聞休刊日


 わが採りて誰も採らぬ句青山椒    富安風生

 いつの世も雨美しき青山椒      菊地一雄

 記紀の山いづれもかすみ青山椒    鷲谷七菜子

 妻子ゐて円き食卓青山椒       細川加賀

 青山椒雨には少し酒ほしき      星野麦丘人


※ 山椒はミカン科の落葉低木。山地に自生するが、若葉や実を香味料に利用するため庭などに植えられる。実は辛い。秋に熟するが、夏のまだ青く小粒のものを青山椒といい、佃煮にする。

【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】

 

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【折々の指針】

  SGI会長と共に 新時代を創る ≪20≫


 生命力満々と清新な出発を

 最高に晴れやかな女子部結成65周年の「7・19」、誠におめでとう!
 戸田先生は、花の女子部を慈しまれ、言われていた。
 「われわれの革命は、自分も幸せになり、人も幸せにできる。すなわち人間革命である」と。
 その通りに、華陽姉妹の爽やかな声が幸福のスクラムを広げてくれている。白蓮グループをはじめ、新しい世代の大活躍も、何と希望に満ちていることか。
 実践の中で目覚ましく成長する男女青年部を先頭に我ら創価家族は、世界広布新時代の見事な勝利を成し遂げることができた。
 あまりにも尊き皆様を、御本仏・日蓮大聖人も熱い涙を流され、賛嘆なされているであろう。

     ◇ ◆ ◇ 

 御書には「不軽菩薩の人を敬いしは・いかなる事ぞ教主釈尊の出世の本懐は人の振舞にて候けるぞ」(1174ページ)と仰せである。
 まさしく、「立正安国」のために、人間を敬う対話を、恐れなく、不屈の忍耐で貫き通しているのが、創価の同志だ。学会活動こそ、仏法の極理であり、法華経の真髄なのである。
 ゆえに、皆様方が仏にならないわけがない。
 増上慢の勢力から、いかに迫害されても怯まずに、人々の仏性を礼拝し続けた不軽菩薩は、「六根清浄」「更増寿命」という功徳を成就した。
 その実証に、軽賤した人々さえ、やがて信伏随従し、不軽は「千万億の衆」を導いていったと説かれる。
 創価の不軽たるわが同志も、「無量の福」に包まれ、「寿命を増益」し、いよいよ生命力を満々と、広宣流布に生き抜いていくのだ。私たちが誠実に仏縁を結んだ方々も、必ず成仏の軌道を進みゆかれるに違いない。

     ◇ ◆ ◇ 

 世界中で華陽の乙女たちは、生命尊厳の哲学を生き生きと学び、身近な地域から友情と平和の連帯を拡大してくれている。これほど尊い青春があろうか。
 大聖人は、「色心の二法を妙法と開悟するを歓喜踊躍と説くなり」(御書722ページ)と明かされている。
 自行化他の題目を唱えるわが色心こそ、妙法の当体なのである。この一点を確信し、歓喜踊躍の生命を勝ち光らせていただきたい。
 暑い日々が続く。宝の同志が健康で安穏であれ、と私は題目を送っている。
 「未来部躍進月間」も始まる。学会よ永遠なれ!との祈りで、清新な地涌の人材を呼び出していこう!

 

聖教新聞:2016年(平成28年)7月18日(月)付】


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