昼寝/今日の俳句 ≪第2215号≫
≪2016年(平成28年)8月1日(月)≫(旧暦6/29)
昼寝妻さめて厨へ辿るなり 皆吉爽雨
鍵かけて留守をよそほふ昼寝かな 八染藍子
全身を放り出したり昼寝の子 津田このみ
横文字の如き午睡のお姉さん 宇多喜代子
日がさして昼寝の妻の土踏まず 坪内稔典
※ 昼寝・午睡・三尺寝・昼寝起・昼寝覚
昼間の睡眠のことで、酷暑の折は疲労が激しく、睡眠不足になるので、午睡が推奨される。職人や大工などが、仕事場で短時間寝るのを三尺寝というが、それは足場や材木の上など三尺にも足らぬ狭い場所で寝るからとも、日陰が三尺ほど動く間だけ昼寝が許されるからともいう。
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】
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※☆*今週のことば*☆※
「無冠の友」に感謝合唱。
皆様の尊き陰徳は
永遠勝利の陽報に。
我らは聖教とともに
「月月・日日に」前進!
2016年8月1日
※☆*寸 鉄*☆※
心広げる新生の8月。新たな挑戦と友情対話へ!さあ、大成長の金の汗を
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広島で不戦会議。核廃絶は恩師の魂の遺訓。魔性の生命断つ大音声を放て
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御書を開けば胸中に太陽が昇る。鍛錬は剣豪の如く。2級受験者よ頑張れ
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人材は数ではない―牧口先生。青年よ一人立て!社会照らす希望の灯台と
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食品衛生月間。小さな油断が事故を生む。手洗い、加熱調理で食中毒を防げ
【聖教新聞:2016年(平成28年)8月1日(月)付】
※☆*名字の言*※
NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」が佳境を迎えた。戦後、100万部もの販売部数を誇った生活総合誌「暮しの手帖」の創業者たちが、モデルとして描かれている
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編集長の花森安治は、口は悪いが、読者への心配りを忘れない“職人”だった。「難解でもないことを難解にいうのはバカな学者がやることだ。難解なことをわかりやすく表現し、正確につたえる、それが編集者のしごとだ」
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企画案も、「上からひとを見下すような」「説教でもたれようかとする」内容が出ると、叱り飛ばして却下した。「読者とおなじ眼線に立って、文章を書け」「きみの書いた文章が、八百屋の奥さんにそのまま読んでもらえるか、魚屋の奥さんにわかってもらえるか、それを考えて書け」(唐澤平吉著『花森安治の編集室』晶文社)
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活字が、戦争賛美・戦意高揚に利用された時代を知るからこそ、彼は、それを扱う責任の重さに向き合い、自らを律し続けたのだろう
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同誌の3年後に、本紙は誕生した。本紙に寄せる原稿について、池田SGI会長は「『これは、わが愛する同志への手紙だ』と、生命を刻む思いで、原稿を書きつづっていった」と。読者のため、懸命に生きる庶民のために、聖教のペンはある。その使命を忘れず、精進したい。(鉄)
【聖教新聞:2016年(平成28年)8月1日(月)付】
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