浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

寝冷え/今日の俳句 ≪第2216号≫

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≪2016年(平成28年)8月2日(火)≫(旧暦6/30)


 寝冷えして箒のごとく立ちゐたり     平井照敏

 寝冷子のまはりが昏しやはらかし     長谷川双魚

 百合の香を枕上にて寝冷えけり      林原耒井

 空が遠くてこどものやうに寝冷えせり   栗林千津

 鼻暗く寝落ちてゐたり寝冷子は      岸田稚魚

 


※ 寝冷え・寝冷子
 蒸し暑い夜に油断して裸で寝たり、布団をはいで寝たりすると、払暁の冷気をこうむって、体調を崩すことがある。風邪や胃腸障害を起こし、熱を出したりする。子供に多く、予防のために腹巻などをする。

【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】

 


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       ※☆*わが友に贈る*☆※


 思い出つくる夏。
 余裕ある計画立て
 慌てずに行動を!
 事故を起こさぬよう
 「前前の用心」怠るな!


      2016年8月2日

 


       ※☆*寸 鉄*☆※

 誓い輝く未来部研修会。広布後継の鳳雛よ。勉学第一で勝利の空へ飛翔!
      ◇
 「いつも・たいせず信ずるなり」。信心は水の流れる如く。持続の人に栄冠
      ◇
 若者よ、直ちに最高のものを目指して努力せよ―哲人。求道の夏、勇んで
      ◇
 農業人口200万人割れ、担い手不足と。命育む聖業。農漁光部の友の使命は大
      ◇
 星空に親しむ週間。宇宙と生命のロマンは無限。親子で心豊かな語らいを


聖教新聞:2016年(平成28年)8月2日(火)付】

 

 

      ※☆*名字の言*※


子どもが象の絵を描いた。青い象だった。そんな象は実際にはいない。でも、「それが間違っているなんてことはないのです。それは皆さんの象なのですから」。こう語るのは、絵本画家のブライアン・ワイルドスミス氏である(野村道子訳)

池田SGI会長の創作童話の挿絵を手掛けた氏は指摘する。子どもの心は真っ白な本であり、そのページに何を書き込むかで将来は決まる、と。あらゆる可能性があるからこそ、若芽を伸ばすきっかけを与えてあげたい

この夏、未来部の英会話コンテスト「E―1グランプリ」に挑戦する小学4年生の女の子がいる。きっかけは、4月に地域で開かれた創価ファミリー勤行会。新入生代表のあいさつで、流ちょうな英語を披露した女子高校生に、少女の目はくぎ付けになった

後日、少女は母親に懇願した。「あのお姉さんと一緒に『E―1グランプリ』に出たい」。同グランプリは、今回から少年少女部も出場できることになった。母親は女子高校生らに連絡を取り、小学生2人と高校生2人のチームが誕生した。4人は仲良き“姉妹”として準備を進める

「出会い」は無限の可能性への扉。私たちの未来そのものである子どもたちに、良き出会いをつくり、一緒に成長の汗を流していきたい。(川)


聖教新聞:2016年(平成28年)8月2日(火)付】

 

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