浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

ががんぼ/今日の俳句 ≪第2218号≫

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≪2016年(平成28年)8月4日(木)≫(旧暦7/2)


 ががんぼの一肢が栞(しおり)卒業す     齋藤愼爾

 マシュマロの食感ががんぼの歩行感      時田幻椏

 ががんぼのいつもどこかにぶつかれる     後藤兼志

 ががんぼも人も死ぬとき仰向けに       伊藤政美

 あめつちを震わせているががんぼよ      久保るみ子


※ ががんぼ→蚊の姥(うば)・蚊蜻蛉・大蚊
 蚊を大きくしたような姿をもつが、足は長く細い。弱々しい虫で、すぐ足がもげたりする。灯下に飛来し、止まろうとしてもがくさまをよく目にする。

【「現代俳句歳時記(夏)/角川春樹編」(角川春樹事務所)より転載】

 

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       ※☆*わが友に贈る*☆※


 読書は人生の宝。
 毎日少しでも
 良書に触れよう!
 学び続ける人に
 真の充実と成長がある。

      2016年8月4日

 


       ※☆*寸 鉄*☆※

 個人の変革に力点を置くSGIの思想に深く共感―博士。平和建設の大道
      ◇
 男女学生部が弘教と御書研鑽に先駆!民衆厳護の「戦う英知」を磨きゆけ
      ◇
 恩師「学会は人材をもって城となす」。使命深き同志と励まし合って前進
      ◇
 「飲食節ならざる故に病む」と御聖訓。暴飲暴食は禁物。賢く健康第一で
      ◇
 局地的大雨が頻発。天候急変時には屋内へ。早めの行動で、わが身を守れ

 


聖教新聞:2016年(平成28年)8月4日(木)付】

 

 

      ※☆*名字の言*※

 

関西創価高校硬式野球部の、ある出身者は、コーチの一言を今も覚えているという。「学園の野球部に補欠はいない。全員が“心のレギュラー”になれ」

選手権の地方大会で、東西の学園生の活躍が光った。ともにベスト4。グラウンドの選手はもちろん、ベンチ、スタンド一丸で戦う姿が美しかった。3年間、一度もベンチに入れなかったが、チームに尽くしたいと自ら応援の中心者を志願した選手、熊本の実家が地震で被災しながらも部員を支え続けたマネジャー。ベンチとスタンドにも“全員野球”があった

かつて創立者の池田名誉会長は、惜敗した野球部員に語った。「君たちがここまで勝ってこられたのは、試合に出ることなく陰で支えてくれたメンバーがいたからだよ」「そのことを生涯、忘れてはいけない。創価の野球はそういう人を大切にする野球なんだ」

陰で尽くしてくれた仲間を忘れない。ベンチに入れなくとも、同じ志で戦う――技量だけでなく、人間性を磨いた人には、“人生の甲子園”で必ず花開く時が来る

勝負だから勝ち負けはある。しかし、最後まで全力プレーを貫く球児たちの姿は、勝敗を超えた大事な“何か”を教えてくれる。甲子園は、きょう組み合わせ抽選。夢舞台での熱闘が、今年も始まる。(友)


聖教新聞:2016年(平成28年)8月4日(木)付】

 

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