浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

新涼/今日の俳句 ≪第2226号≫

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≪2016年(平成28年)8月12日(金)≫(旧暦7/10)

 

 新涼に少しゆがんだ青い月     わたなべじゅんこ

 秋涼し橋おのおのに湯宿持ち    河野南畦

 新涼の母国に時計合わせけり    有馬朗人

 新涼の水浴び終へし籠の鳥     きくちきみえ

 涼や追ひつくことはしない径    豊田都峰


※ 新涼・初涼・涼新た・秋涼し・秋涼
 たんに(涼し)といえば暑さに対する言葉で夏。新涼は秋にはいって感じる涼しさである。語感にさわやかなひびきがある
→涼し(夏)

【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】

 

 


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       ※☆*わが友に贈る*☆※


 猛暑が続く。
 生活習慣を見直し
 体調管理を賢明に!
 爽快な勤行から
 健康第一の日々を!

        2016年8月12日

 

 

       ※☆*寸 鉄*☆※


 教育原点の日。三代会長の理想を実現する友よ!教育のための社会へ邁進
      ◇
 悠々たる人生を生きよ。その為の仏法だ―恩師。法華経の兵法で勝ち抜け
      ◇
 国連「国際青少年デー」。若き心の可能性は無限!信頼と励ましの声援皆で
      ◇
 SGIの活動は人々と地域を変革し勇気づける―識者。希望の光源を拡大
      ◇
 東北・熊本など被災地の中高生らが意見交換。瑞々しい発想が復興の力に


聖教新聞:2016年(平成28年)8月12日(金)付】

 

 

      ※☆*名字の言*※


かつて絶滅の危機にあったタンチョウが、1500羽以上も確認されるまでになり、環境省の保護増殖事業が、成功裏に幕を閉じることになった

地道な保護活動は民間でも長年、続いた。北海道の釧路市丹頂鶴自然公園も、その活動拠点の一つ。地元の人々が声を上げ、全国から寄付を募り1958年に開園した

戸田第2代会長もこれに参加した。取り組みを耳にし、戸田会長は語った。「大事なことだよ。人間は、自分たちが地上の支配者であるかのように思い上がり、自然を破壊していけば、大変なことになる。自然を守ることが、人間を守ることにもなる」。地元の学会青年部も、タンチョウの保護に取り組んできた

哺乳類の4分の1、爬虫類の5分の1、鳥類の6分の1が「この世から消えようとしている」。こう警鐘を鳴らしたのは昨年の「ピュリツァー賞」を受賞したエリザベス・コルバート著『6度目の大絶滅』(鍛原多惠子訳、NHK出版)。だが一方で「人類は破壊的で短絡的でありえるけれども、前向きで利他的でもありえる」とも

人間の慈悲と英知を呼び覚まし、力を結集すれば、どんな困難な問題にも解決の糸口はある。環境問題も、テロや暴力や核兵器も――。北の大地を舞う鶴は「希望」の象徴でもある。(鉄)


.【聖教新聞:2016年(平成28年)8月12日(金)付】

 

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