浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

秋袷/今日の俳句 ≪第2232号≫

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≪2016年(平成28年)8月18日(木)≫(旧暦7/16)


 秋袷着て端然と痩せゐたり      日下部宵三

 ちかぢかと富士の暮れゆく秋袷    綾部仁喜

 秋袷ひとの命に間に合はず      長谷川櫂

 人は憂ひを包むやうにも秋袷     細見綾子

 秋袷激しき性は死ぬ日まで      稲垣きくの


※ 秋袷・秋の袷
 秋に着る袷。秋涼から秋冷にいたれば夏の袷とは自然、趣もことなり、色合いや生地も秋らしいものになる。
→春袷(春)・袷(夏)

【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】

 

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       ※☆*わが友に贈る*☆※


 「地にたう(倒)れたる人は・
 かへりて地よりを(起)く」
 変毒為薬の仏法だ。
 苦難こそ成長の好機(チャンス)!
 負けない人生を堂々と!

      2016年8月18日

 


       ※☆*寸 鉄*☆※


 SGIの「開かれた精神」に基づく対話が人類を結ぶ―教授。平和の大連帯
      ◇
 自分の魂をより良く変えることに努めよ―文豪。幹部の成長で組織は発展
      ◇
 祈り願い切る事が、一切に華を咲かせる究極の力―恩師。唱題第一で前へ
      ◇
 猛暑の中、創価の法城を守る牙城会・王城会に感謝。福徳は三世に永遠と
      ◇
 脱水症状で夏場は脳梗塞の危険性が増大と。小まめな水分補給で予防を!


聖教新聞:2016年(平成28年)8月18日(木)付】

 

 

      ※☆*名字の言*※

 

暮らしぶりが裕福でも幸福を感じない人がいる。資産はさほど多くないが幸せという人もいる。「幸せ」とは何だろうか

消費社会研究家の三浦展氏は意識調査と取材から、高齢者における幸福の意味を探った。例えば愛知県長久手市の多世代共同住宅「ぼちぼち長屋」。2階建てアパートに、要介護者、OL、子育て中の家族ら、子どもからお年寄りまで二十数人が暮らす(取材時)。規則を設けなくても、掃除や手伝いが必要な時は助け合うという(『下流老人と幸福老人』光文社新書

加齢とともに、体力や家族など、何かを失っていく。これが高齢者の現実である。それを乗り越える鍵が「分かち合い」にある。居住空間や物の共有もあるが、とりわけ「心の共有」が大切。物を所有する幸福は、分けるほど一人分の量が減るが、心の幸福は、分かち合うほど増えていく

ある地区で、少年少女部員たちが英会話の寸劇「E―1グランプリ」へ挑戦した。普段は活動に消極的な壮年が、会話文の題材集めに奔走。心一つに、皆で後継者を育む喜びが、地区全体に広がった

韓国・済州大学の趙誠倫教授は「創価学会は、人々と苦楽を分かち合って生きる『民衆宗教』である」と。幸福社会を開く、私たちの使命は大きい。(行)


聖教新聞:2016年(平成28年)8月18日(木)付】

 

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