秋の蝶/今日の俳句 ≪第2239号≫
≪2016年(平成28年)8月25日(木)≫(旧暦7/23)
秋蝶の驚きやすきつばさかな 原石鼎
秋蝶の黄を強くせり土俗舞 細見綾子
秋の蝶山上にしてひくく舞う 中島水明子
ありありと檜山をくだる秋の蝶 滝春一
秋の蝶ひとりの旅を常として 関根黄鶴亭
※ 秋の蝶・秋蝶
秋に見かけるすべての蝶をいう。春に早く現れ、秋おそくまで舞っている紋白蝶は、東北地方では十月末、その他の暖かい地方でも十一月末には見られなくなる。揚羽蝶をはじめ、黄揚羽・烏揚羽・青筋揚羽・黒揚羽など色彩の美しい蝶類は、それよりもいくぶん早く姿を消す。春に生まれた蝶が秋の末まで生きているのではなく、東京付近では、四月の中ごろから十月まで、六代の揚羽が交替して現れる。サナギから誕生した揚羽の寿命は、わずか二週間たらずである。九月にかえった幼虫は、冬の近いことを知り、サナギのままで越冬し、翌年の春に蝶となる。秋の蝶は、日本海側では早く姿を消し、太平洋岸の温暖な地方では、いつまでも花に集まるのが見られ、時には冬も姿を見ることがある。
→蝶(春)・夏の蝶(夏)
【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】
彡……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*☆彡……☆☆彡
※☆*わが友に贈る*☆※
会場提供のご家庭に
皆で感謝を伝えよう!
駐輪や外での立ち話など
近隣にも細心の配慮を。
足元から広布を拡大!
2016年8月25日
※☆*寸 鉄*☆※
創価の若人の運動から平和・文化・幸福の波動が―博士。共生の未来へ先駆
◇
青年教学2級試験目指し全国で尊き研鑽の汗。受験者の奮闘に皆で声援を
◇
恩師「生命力がなければ戦いに勝てないぞ」。目標明確に、強き祈りで前へ
◇
「如来とは一切衆生なり」御書。皆が使命の人材。幹部は尊敬の心で励ませ
◇
高齢運転者の事故防ぐ為相談体制の充実を―公明が提案。幸齢社会を構築
【聖教新聞:2016年(平成28年)8月25日(木)付】
※☆*名字の言*※
「朋あり、遠方より来たる、また楽しからずや」という『論語』の名句が浮かんだ。先日、久しぶりにゆっくり語り合えた友人がいた。互いの近況を報告し、励まし合ったひとときに、明日への活力をもらった
▼
この夏、帰省先などで、旧交を温めた人も多いだろう。直接会えなくても、電話や暑中・残暑見舞い、メールやLINE、フェイスブックなどのSNSで、交流を広げる機会もあったかもしれない
▼
特に仲の良い友人を「親友」と呼ぶが、心から理解し合っているという意味で「心友」と書く場合もある。そこから連想はさらに広がる。新しく友達になった人は「新友」と呼んでいいかもしれない。信じ合える友は「信友」、互いを伸ばすことのできる関係なら「伸友」、付き合いの深い友は「深友」と言えるだろうか
▼
池田SGI会長は「友情は、いつも『自分から始まる』。誇り高い友情を築くには、自分自身が誇り高い信念を持つことである」と。相手に誠実であるためには、まず自分自身に誠実でなければならない。信念をありのままに語ることが、友情を強く深くする
▼
各地で座談会が始まった。夏の友好の思い出を大いに語り合いながら、真実の友である“真友”、そして、ともどもに前進する“進友”を目指して、挑戦を始めよう。(道)
【聖教新聞:2016年(平成28年)8月25日(木)付】
彡……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*☆彡……☆☆彡