浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

秋の蝿/今日の俳句 ≪第2240号≫

 

≪2016年(平成28年)8月26日(金)≫(旧暦7/24)

 上嵯峨や魚屋ありて秋の蝿      松根東洋城

 秋の蝿売られし牛につきゆけり    野本マサ子

 この頃のへりしと思ふ蝿を打つ    三橋加珠代

 焼跡の検証すまず秋の蝿       藤田子角

 神馬灰色秋蝿に眼をしばたたき    長谷川朝風


※ 秋の蝿・秋蝿・残る蝿
 八、九月の残暑のきびしいころは、蝿はまだ多く、さかんに飛びまわっているが、気温が下がるにしたがって、数が減ってくる。十月にはいると、めっきり減り、飛び方も力がなく、なんとなく弱々しく見える。
→蝿(夏)

【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】


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       ※☆*わが友に贈る*☆※


 リーダーはまず
 一番大変なところへ!
 自ら足を運び
 励ましを送ってこそ
 広布の道は開かれる!

  
      2016年8月26日

 

 


       ※☆*寸 鉄*☆※


 個人を磨き深化させる創価の思想が歴史を動かす―博士。人間革命の連帯
      ◇
 北陸の日。誓願に生きる同志は偉大!師弟有縁の宝土に勝利の鐘響かせよ
      ◇
 「白馬のなくは我等が南無妙法蓮華経のこえ」。清々しい祈りで朝を出発
      ◇
 「時間の長短は気持ち次第で自在」偉人。時間革命は境涯革命。知恵豊かに
      ◇
 10代後半の2人に1人、「薬物、身近で見聞き」と。社会の宝を魔手から守れ


聖教新聞:2016年(平成28年)8月26日(金)付】

 

 

      ※☆*名字の言*※


お笑いの舞台に接する機会があった。舞台の袖で見ていると、やすし・きよしなど、多くの逸材を育てたプロデューサーが話し掛けてきた

「次のコンビが、ずっと漫才ブームを支えたんですよ。すごい芸だ」。二葉由紀子・羽田たか志。キャリア半世紀以上のベテラン漫才コンビだ。客席は終始、大爆笑だった

1980年代初めから、何度か漫才ブームが起こった。テレビ各局は、映りを派手にするため、大規模なセットを作った。出演者が入れ替わるたびに、セットの点検や交換に時間がかかる。その数分間、会場の熱気を持たせねばならない。そんな時に登場するのが由紀子・たか志。難しい仕事だが、いつも舞台を盛り上げ、役割を果たす。その出番は放映ではカットされる

表舞台に立つ人の陰には、支える人がいる。オリンピックもしかり。コーチはもちろん情報分析家、トレーナー等々、チームで選手を支えていた。創価学会の前進の力も、会合の運営役員、会館の清掃・無事故を担う友など、「縁の下の力持ち」の方々を励まし、たたえる「文化」を、池田SGI会長が率先して築いたことにある

人知れず、黙々と支えることを誇りとしたい。そして、そうした陰の人を見つけ、たたえる目をいつも持ちたいと思う。(哉)


聖教新聞:2016年(平成28年)8月26日(金)付】

 

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