秋の蝉/今日の俳句 ≪第2242号≫
≪2016年(平成28年)8月28日(日)≫(旧暦7/26)
秋の蝉まつはる夕日解きがたし 飯田龍太
秋蝉の声引く遠き雲の照り 山口草堂
秋蝉ふえしづかなる貧来つゝあり 石田勝彦
秋蝉や島に古りたる神楽面 荒川優子
秋蝉の声の図太さ鞍馬かな 長倉閑山
※ 秋の蝉・残る蝉・秋蝉
たんに蝉といえば夏。立秋過ぎてからも蝉の声は衰えない。春蝉をのぞいて、ほとんどの蝉が八月中は鳴いており、九月になって涼しさが加わると油蝉やニイニイ蝉が姿を消し、九月、時には十月にも声の聞かれるのはミンミン蝉と法師蝉である。同じ蝉でも秋に聞く蝉の声はさわやかにひびく。
→蝉(夏)
【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】
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※☆*わが友に贈る*☆※
新時代の建設は
新たな人材と共に!
地区こそ広布の本陣だ。
皆の祈りと努力で
次代の柱を育てよ!
2016年8月28日
※☆*寸 鉄*☆※
大哲学、大思想、大宗教を持ち続けて一生を飾れ―恩師。行学錬磨の栄光道
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各地で音楽隊・鼓笛隊が活躍。希望と勇気の響きを社会へ!尊き心に感謝
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緻密な連携が勝利の要。報告は迅速・正確に。異体同心の団結でダッシュ!
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スマホ操作で交通事故が頻発。車も自転車も運転中は厳禁。互いに戒めて
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公明は結党以来、きめ細かい福祉政策を実現―識者。庶民第一の原点貫け
【聖教新聞:2016年(平成28年)8月28日(日)付】
※☆*名字の言*※
リオ・オリンピックの余韻が残る列島。日本が過去最多の41個のメダルを獲得した今回は、「史上初」とか「○年ぶり」という場面が多かった
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その一つ、錦織圭選手が獲得したテニスの「96年ぶりのメダル」で、日本の五輪初のメダル種目がテニスであることを知った人も多いだろう。1920年、アントワープ大会で、銀行員の熊谷一弥選手が銀メダルを獲得。日本にまだラジオ放送もない時代の快挙だった
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その活躍をひもといてみた。フィリピン等での国際大会で活躍した同選手を、先輩たちが支援し、米国へ留学させた。めきめき頭角を現し、五輪の前年に全米3位に。メダルは第1次世界大戦終結の2年後のことだった
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当時の帝国主義の世相にあって、先見的な彼の言葉がある。世の中のできごとの全てを「スポーツ精神で処理していれば、戦争など起きない」、「スポーツの世界では、差別は一切ない」(『ライバルと成長』学研教育出版)
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このスポーツの持つ平和の力は、リオでも存分に発揮された。その舞台が4年後、東京にやってくる。新国立競技場は、総本部から歩いて10分ほどの場所に建てられる。開幕へのカウントダウンに呼応して、世界広布新時代の歩みをさらに進めたい。2020年は学会創立90周年でもある。(行)
【聖教新聞:2016年(平成28年)8月28日(日)付】
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