浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

蜻蛉(とんぼ)/今日の俳句 ≪第2251号≫

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≪2016年(平成28年)9月6日(火)≫(旧暦8/6)

 ふるさとの日向の匂ひ群蜻蛉      金子つとむ

 目札をもて行進はむ鬼やんま      三橋敏雄

 事勿れ蜻蛉はとんぼおんぶして     丸山佳子

 日暮れまで寝て蜻蛉となりにけり    星野早苗

 青青と草の先端蜻蛉待つ        今瀬剛一

 


※ 蜻蛉・とんぼう・やんま・あきつ・赤蜻蛉・秋茜・麦藁とんぼ・塩辛とんぼ
 トンボ目に属する昆虫の総称で、晩春から秋遅くまでいろいろな種類が見られ、どこを飛んでいても趣がある。幼虫のやごは水中生活をする。蜻蛉は成虫・幼虫ともに肉食で他の昆虫を捕食する。大きな複眼が印象的。都市部では数が減り、「蜻蛉釣り」をする子供の姿も見られなくなった。


【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】

 

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       ※☆*わが友に贈る*☆※

 聖教は地域へ 社会へ
 「人間主義の哲学」
 「希望の光」を発信!
 拡大に挑む新聞長はじめ
 全ての皆様に感謝!

      2016年9月6日

 

 

       ※☆*寸 鉄*☆※

 

 学会員には精神的な喜びを広げゆく情熱が横溢―識者。希望世紀の旗手と
      ◇
 婦人部総会が開始!太陽の心で友を励ます偉大な母よ。大成功を皆で祈る
      ◇
 「竹の節を一つ破ぬれば余の節亦破るるが如し」。まずリーダーが壁を破れ
      ◇
 幸福とは自らが望み作り上げていくもの―哲人。信心は自発能動の戦なり
      ◇
 米・キューバ間の定期航空便、55年ぶり再開。人間の大交流で友好の絆強く

 

聖教新聞:2016年(平成28年)9月6日(火)付】

 

 

 

      ※☆*名字の言*※

 

落語家といえば着物姿を思い浮かべるが、3代目古今亭志ん朝は普段、洋装を好んだ。2001年に志ん朝さんが亡くなった際、「足のサイズが同じだから」と革靴を形見分けされたのが、林家たい平さんだった

まだ格付けで「二つ目」の頃、たい平さんは志ん朝さんに励まされた。「中途半端に売れちゃだめだよ」。自分が食べていける程度の売れ方でなく、落語界全体を盛り上げる人間になれとの約束だと、受け止めたという(読売新聞2015年12月7日付朝刊)

着物から運動着に着替えた、たい平さんが先日、テレビ番組のチャリティーマラソンで100・5キロを完走した。5月に走者に選ばれた時、たい平さんは三つの「想い」が走ることを決断させたと語った。「笑点」放送50年への想い、同番組を勇退した桂歌丸師匠への想い、そして、病気と闘う師匠・林家こん平さんへの想いである

池田SGI会長は「価値ある人生の極致は、人間の信頼に応え報いようと、いかなる苦難にも屈せず走破していく果てに達するもの」と。報恩・感謝の心で立つ時、人は想像以上の力を発揮できる。たい平さんの汗の輝きが、それを物語っていた

マラソンも、人生も、途中の順位より、完走することに価値がある。その人こそが、真の勝利者となる。(城)


.【聖教新聞:2016年(平成28年)9月6日(火)付】

 

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